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2017/11/21 お知らせ

【特集】 地球の裏側パタゴニア、地の果てにしかない風景を感じる旅  いざ憧れの大地、パタゴニアの山旅へ

唯一無二の景色、パタゴニア
 多様な南米大陸の中で、チリとアルゼンチンにまたがる南緯40度以南の地域をパタゴニアと呼び、年間を通じて風が強く、厳しい環境が独特の風景を作りだします。氷雪をまとった荒々しい岩峰群、活発に動く氷河、地平線まで伸びる広大な大平原、そして宇宙を感じさせる深蒼の空。日本から北米を経由して、片道約30時間かけて行くのですから、地球上の唯一無二の景色をひとつでも多く見たいものです。
 私がご案内する1/11発のコースでは、チリ側のトーレス・デル・パイネ国立公園と、アルゼンチン側のロス・グラシアレス国立公園において、まさに「これぞパタゴニア!」という景色の中でハイキングを5日間予定しています。天候の変化が目まぐるしい土地ですので、歩く機会をたっぷり取ることで最高の天気がきっと巡ってきます。さらにパタゴニアでは必ず訪れたい氷河湖クルーズ、アルゼンチン国内線で移動して世界三大瀑布イグアスの滝へ、そして“南米のパリ”と称されるブエノス・アイレスでの観光を加えて、一生の思い出に残る充実した山旅&辺境の旅になることは間違いないでしょう。大地の息づかいとスケールを肌で感じる旅へご案内します。



パイネ・クエルノ(パイネの角)に向かってのハイキング


文:志村真由美(名古屋営業所)


パタゴニア南北縦断の旅へ
 パタゴニアは、一度は訪れたい憧れの地とお考えの方も多いのではないでしょうか。私が同行させていただくこの地の果てとも呼ばれるパタゴニアを16日間で巡るコースには、氷雪抱く岩峰群、青く輝く多数の氷河、点在する山上湖、荒々しい海原、地平線まで伸びる広大なパンパの大平原、草を食むグアナコ、空を舞うコンドル、大空に流れる雲、吹き抜ける風など、どれもが旅の鮮明なワンシーンとなる魅力があふれています。
 パタゴニア北部から始まり徐々に南下して行く行程は、地域を代表する3つの国立公園を訪れるとともに、山上湖のクルーズでの国境越えや、風光明媚なバリローチェでの滞在、言わずとしれたパイネやフィッツロイの岩峰群、世界最南端の町であるウシュアイア、そして旅の最後はブエノスアイレスでのタンゴと、パタゴニア地域をダイナミックに移動してその魅力を満喫する、充実の内容です。縦断ということで多くの魅力的な場所を巡りますが、連泊が4度も含まれておりますで、あまり慌ただしさを感じることなく、ゆったりと旅を楽しめるのではないでしょうか。



▲チャルテンの村とMt.フィッツロイ(3405m)