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2017/12/07 お知らせ

【特集】 一生に一度は見たい憧れの絶景 “天空の鏡”ウユニ塩湖とチチカカ湖

ボリビア・雨季のウユニ塩湖
 ボリビア南西部にある世界最大の広さを持つ塩の湖、ウユニ塩湖。「世界でもっとも平らな場所」として知られ、12月〜4月の雨季の季節には「天空の鏡」と言われる巨大な鏡のような状態となりますので、周囲の山はもちろん青空や雲が地面に映り、まるで360度、空に浮かんでいるような摩訶不思議な世界を体感できます。最近では『一生のうちに一度は訪れたい世界の絶景』に挙げられるほど注目されている場所です。夜には星空が映り込み、それはまるで宇宙空間にいるかのようです。宿泊は「塩のロッジ」で、その名の通り、壁も天井も家具もすべて塩で作られている非常にユニークなロッジです。


水をたたえたウユニ塩湖。幻想的な景色は「天空の鏡」とも称される


チチカカ湖、太陽の島での滞在
 琵琶湖の約12倍もの広さがあり、富士山よりも高い標高約3,810mの高地にあるチチカカ湖。その中にぽっかりと浮かぶ島が、太陽の島です。島からは、湖越しにボリビアのアンデス山脈の中心である“帝国の山脈”レアル山脈をのぞむことができます。ここは太陽の神が地上に降臨した場所とされ、インカ帝国発祥の地として信じられています。いまだに島には自動車も道路もなく、斜面にはジャガイモやキヌアを育てる段々畑が広がり、島内を徒歩でゆっくりと歩くとインカ時代の生活の様子を垣間見ることができます。ここで宿泊する周囲の景観と環境に配慮した「エコ・ロッジ」からはチチカカ湖の美しい景色を眺めることができます。


太陽の島でのんびりと過ごす


古からの文化が色濃く残るボリビア
 ウユニ塩湖やチチカカ湖の位置するボリビアですが、正式な国名は「ボリビア多民族国」であり、その名の通り、ケチュア族やアイマラ族など先住民(インディヘナ)の割合が全国民の3割とされ、南米諸国の中でも1番の割合です。食文化はジャガイモやトウモロコシを主食とし、放牧した牛肉や湖で取れたマスなどに素朴な味付けをした料理が特徴です。また、ときに激しいリズムのボリビアの民族音楽(フォルクローレ)も多様であり、各民族でそれぞれ違った特徴があります。ウユニ塩湖やチチカカ湖、そしてアンデスの山々など大自然の絶景に加えて、これら古から残るアンデスの文化も旅の魅力です。


世界最高所の首都、ラパス


文:本多 直也(東京本社)


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