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2018/01/15 お知らせ
新春座談会② 東京本社・企画手配課
● 出席者:川高、小山、関、松村、久保、林、本多、小川 2018年1月29日(月曜日)
川高:夏に向けて新規の各カタログがようやく完成しました。今年のカタログは昨年から視察などを精力的におこなったこともあり、新企画も数多くあります。本日は日頃、企画と手配に携わっている各担当者から注目してもらいたいコースなどを中心に紹介してもらいたいと思います。
小山:スイスで注目してもらいたいコースは、山上の5ツ星ホテル「リッフェルアルプ・リゾート」にゆったり連泊するコースです。4連泊するコースと、2連泊してグリンデルワルトでも大好評の絶景ホテルに3連泊する2コースを用意しました。スイスが初めての方も、もう一度という方にも参加してもらいたいです。
関:カナダで注目してほしいのは、“ポレポレ企画”です。のんびりとロッジの滞在を楽しんでいただけるように、1日のハイキング時間を3〜4時間としましたので、いままで歩けるか心配されていた方も安心してご参加いただけます。盛夏のお花が咲く時期限定なので、足元を彩る高山植物の観察も楽しみです。また、「Mt.アシニボイン・ヘリコプターキャンプ 8日間」もおすすめです。秀峰Mt.アシニボインをのぞむ絶好のロケーションでキャンプ生活を楽しみ、毎日しっかり歩く内容にしています。
松村:ユーコン準州のホワイトホースから北極海まで1,350kmの道のりを走破する「カナダ極北イヌビックへ 北極圏冒険の旅 10日間」もすごい企画です。2017年秋にハイウェイが完成したことにより実現可能となりました。どこまでも続くツンドラの大地を走る、壮大なロードムービー的なコースです。
久保:11月の出発ですが、インドのカンチェンジュンガのゼム氷河がおすすめです。過去2年にわたり、私の親しいお客様に限定してご案内してきました。入域許可を取るのがとても難しいため、5月末には締め切りという募集になりますが、カンチェンジュンガを間近に望む場所として、ここがダントツに素晴らしい所です。
林:ヨーロッパでは、山旅フォト倶楽部企画として好評いただいたロフォーテン諸島ですが、ハイキングの内容に作り変えて発表します。また、今季は、春のクロアチアはすでに、大好評で4月、5月の出発日はいずれも満席に近いですが、夏に向けて、バルカン半島周辺のコースも新企画2つを加えて充実してきました。
川高:バルカン半島は昨年の視察を受けて、アルバニアとボスニア・ヘルツェゴビナの新企画を発表しています。不幸な戦争があったのはすでに20年以上も過去の話で、近年ではトレッキングの目的地として世界中のトレッキング専門会社が注目している地域です。まずはサミット倶楽部として、国の最高峰に登り、その国で一番のハイキングコースを歩くという組み合わせでご案内していますが、この後、ポレポレ倶楽部の企画としても、バルカン地域の数カ国をつないでいく周遊コースも準備しています。大自然の素晴らしさはもちろん、それぞれの国の文化にもとても特徴があるのでぜひ、そのあたりを肌で感じてほしいです。
本多:今年は、『ペルー・アンデスの山旅』のカタログを数年ぶりに復活できました。大人気のインカ・トレイルはもちろん、ペルーには魅力あふれるトレッキングがたくさんあります。迫力の氷雪峰を間近に望むブランカ山群はもちろん、ワイワッシュやアウサンガテなど、ペルー・アンデスはとても一度の旅では味わいつくせないほどの魅力にあふれます。2月13日(火)は日本のケーナ奏者の第一人者である長岡さんの演奏も楽しめる「南米アンデスの集い」を開催します。
小山:チロルとドロミテのコースは昨年とても好評でしたが、チロルとドロミテの組み合わせだけでも、特徴に合わせてじつに4コースもあります。コース選びの際にわかりやすいように、『ヨーロッパの山旅』カタログではその点を意識して記載に工夫を加えました。2月21日(水)にはベスト・オブ・アルプスのサミーさんもゲストに招いた特別説明会を開催します。
小川:アルパインツアーのホームページでは、カタログではお伝えしきれていないコース選びのポイントを簡潔に表現しなければならないと思っています。また、アルパインツアーならではの山旅の楽しい雰囲気をできるかぎり忠実にホームページなどでお伝えできたらと常日頃、考えています。多くの方々にホームページをご覧になっていただきたいと思います。
川高:ようやく夏に向けてのカタログが完成しましたが、これで終わりではありません。手塩をかけて作った企画に多くのお客様が参加していただき、笑顔で帰ってもらってはじめて、この仕事も一区切りです。まずは企画の素晴らしさを伝える努力を営業スタッフとともにスタートさせましょう。そして、2018年もお客様の期待にしっかり応えられるよう、努力を続けていきましょう。本日はありがとうございました。