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2018/04/01 お知らせ

〜カナダからの便り〜エスプラナーデ山小屋縦走の魅力

 皆様こんにちは、カナダ在住のツアーリーダーの篠崎洋昭です。私が住んでいるカナディアン・ロッキーは3月に入ってすっかり春めいてきております。カナダ人はよく、「Spring is just around corner」(春は角を曲がったところまで来ています。)と表現します。面白い表現だなと、いつも思いますが、長い冬を過ごしたカナダ人にとって、春はまだ見えないけど確実に近づいていると伝えたいのでしょうね。
 先日、エスプラナーデ山脈にある小屋のオーナーと話をしました。スキーシーズンの終わる4月後半から夏に向けて、各小屋の改装を行うそうです。この山小屋はシンプルな造りですが、こじんまりとして快適で、私は大好きです。改装後の山小屋滞在が今から楽しみです。
 私は2005年から2007年の2年間、NZのミルフォード・トラックのガイドをしておりました。その後、カナダに渡り、初めてエスプラナーデの山小屋縦走をご案内したとき、「この縦走路はミルフォードやルートバーン・トラックに負けていない!」と感じたことを覚えています。エスプラナーデの最大の特徴は少人数制だと思います。小屋の最大収容人数は12名なので、縦走中は北から縦走してくる10名ほどのグループに一度きり会うのみです。小屋と小屋の間は7〜8kmほどで、ゆっくり歩いても5時間ほど。この山域には簡単に登頂できる山々や、隠れた湖がいくつかあり、時期によって花の種類も異なるので、私たちツアーリーダーは天候をみながら、皆様をその日のベストコースにご案内するよう心掛けています。
 さらにエスプラナーデ山小屋縦走のハイライトとなるのは、ヘリコプターでの入山でしょう。天気が良ければ、セルカーク山脈とロッキー山脈の全体を見渡せるフライトを楽しむことができます。これを普通の遊覧飛行ツアーと考えれば、500ドル以上の価値があると私は思います。ヘリでの入山中は、エスプラナーデ山脈上にある残雪や野生動物の動きに注視しがら、時折遠くの山々を見て、過去に登った山の思い出に浸ることがあります。数年前には、カナディアンロッキー最高峰のマウント・ロブソン(3,954m)を見ることができました。かなり条件が良くないと見えませんが、そのときは本当にラッキーだったと思っています。
 NZのミルフォードやルートバーン・トラックを歩いた方であれば、必ずエスプラナーデ山小屋縦走は楽しめると思います。私の故郷は日本、青春時代のNZ、そしてカナダは家族との永住の地となりました。一番の楽しみは日本から来られるお客様に最高の経験をしていただくことです。できれば人生観が変わるような体験のお手伝いをしたいと思っています。今年の夏もカナダで皆様のお越しをお待ちしております。


文:篠崎 洋昭(カナダ在住ツアーリーダー)


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カナディアンロッキーとセルカーク山脈に挟まれた大展望の稜線散歩が楽しめる