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2016/10/21 お知らせ

【特集】ヨーロッパ・アルプス・スキー スキーチーム特設座談会

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スキーチーム メンバー紹介


2015/2016シーズンより本格始動した、ヨーロッパ・アルプス・スキー・プロジェクト。今回は皆さまを実際にご案内する、スキーチームのツアーリーダーが集結しました。チームメンバー紹介とともに、魅力あふれるアルプス・スキーについて語る座談会をご覧ください。

 芹澤 健一(せりざわ けんいち) チームリーダー
①出身地:千葉県 ②スキーを始めたきっかけ:アルプスでスキーに魅せられた ③国内で好きなスキー場:ニセコ
独創的企画と販促プランを牽引する代表取締役社長。アルプスでスキーに魅せられ、雪の便りがいまから待ち遠しい。

 山田 勝(やまだ まさる) 東京本社
①出身地:千葉県 ②スキーを始めたきっかけ:大学の登山同好会 ③国内で好きなスキー場:白馬八方尾根
入社26年を越え、世界各地に出かけたがヨーロッパ・アルプスの魅力は尽きない。今シーズンは国内親睦スキーを担当。

 橋本 香織(はしもと かおり) ツアーリーダー 1/21発 レッヒ同行
①出身地:福島県 ②スキーを始めたきっかけ:2歳で両親に連れられて ③国内で好きなスキー場:ニセコ、蔵王
社員から専任ツアーリーダーへ転身して早や1年。スキーへの情熱はいまもATS随一。国内親睦スキーでは地元・福島を案内。

 竹森 壮孝(たけもり まさたか) 大阪支店 1/14発 ドロミテ同行
①出身地:長崎県 ②スキーを始めたきっかけ:高校生のとき訪れたカナダ・ウィスラーでスキーに魅せられた ③国内で好きなスキー場:戸隠
昨シーズンはグリンデルワルトでスイスの素晴らしさを再認識。今シーズン、ドロミテを案内することに今から胸の高まりが止まらない。

 小林 博史(こばやし ひろふみ) 東京本社 3/11発 ラークス同行
①出身地:大阪府 ②スキーを始めたきっかけ:スキー好きの父親の影響 ③国内で好きなスキー場:ニセコ、妙高
昨シーズンのツェルマットに続き、今シーズンはスイス最新のスキーリゾート、ラークスへ。いつも笑顔でツアーを盛り上げる。

 石部 保志(いしべ やすし) ツアーリーダー 3/18発 ツェルマット同行
①出身地:大阪府 ②スキーを始めたきっかけ:高校生のときスキー教室に参加 ③国内で好きなスキー場:志賀高原
冬は志賀でスキーインストラクター。日本のみならず、ヨーロッパでのスキー経験も豊富。今シーズンはツェルマットを案内。

 中嶋 千春(なかしま ちはる) ツアーリーダー 2/25発 ドロミテ同行
①出身地:東京都 ②スキーを始めたきっかけ:高校生のときスキー教室に参加 ③国内で好きなスキー場:富良野、白馬コルチナ
夏、冬とも豊富なヨーロッパ滞在経験があり、スキーの腕前も一級品。きめ細かいツアーリーダーぶりも好評。

 宮本 融子(みやもと ゆうこ) ツアーリーダー 2/11発 グリンデルワルト同行
①出身地:長野県 ②スキーを始めたきっかけ:スキーが当たり前の環境だったので自然と ③国内で好きなスキー場:野沢温泉、白馬
10年ぶりに生活拠点をスイスから長野へ。「第二の故郷」グリンデルワルトを案内。再発見したアルプスの魅力を伝えたい。

山田:いよいよスキーシーズンが到来します。今日はスキーツアーで活躍中のツアーリーダーに集まってもらい、ヨーロッパ・アルプス・スキーをテーマに語っていただきます。

橋本:今から本当に楽しみです。日本も豪雪地帯なのでスキーは盛んですが、ヨーロッパのスキーは一味違いますね。

山田:具体的にヨーロッパ・アルプスと日本ではどのような違いがありますか。

石部:スキー場自体の難易度はあまり大きくは変わりません。初級中級者向けのゲレンデがほとんどです。整備もよくされているので、日本と同じように滑ることができます。ただスキー場の大きさがケタ違いです。

宮本:とにかく広いです。日本だと1日に同じコースを何度も滑りますが、ヨーロッパでは数日間滞在していても、コースが重なることはほとんどありません。

中嶋:1本1本が長いので途中にあるカフェで休憩を入れたりもしますね。

小林:そして何より滑りながら眺めるアルプスの大絶景!これぞ究極の贅沢だと思います。4000m級の名峰や氷河など、日本では絶対に見ることのできない山岳景観が滑走の楽しみを膨らませます。

山田:皆さん今はもうベテランですが、初めてヨーロッパ・アルプス・スキーに行く際、何か不安はありましたか。

中嶋:完全に未知の世界でした。夏に同じエリアをハイキングで歩いていましたが、スキーコースの想像が全くつかず、氷河の上を滑るようなイメージでしたが、実際は緩斜面も多く、ゲレンデの幅も広いので、不安は消え去りました。

橋本:私は寒かったらどうしようと思っていました。実際行ってみると、夏よりも冬のほうが晴天率が高く、日本のスキー場と比べてもあまり気温差を感じることはなかったですね。

竹森:天候が崩れてもゲレンデ内にはレストランやカフェなど屋内施設もたくさんあるので安心ですね。

山田:特に印象に残ったことや驚いたことはありましたか。

石部:時間の流れがゆったりでした。欧米人のなかにはスキーはせずに、山上のレストランで山々を眺めながら美味しいワイン片手に読書をして過ごしているような方も多く見かけました。滑ること以外にも“楽しみ”が盛りだくさんで、まさにリゾートでした。

小林:私もテラス席とビーチチェアには驚きました。冬なのに欧米の方は半そでで日光浴を楽しまれていましたよ。

宮本:スキー場と山麓の街が一体となってスキーリゾートを盛り上げている雰囲気があります。街中もすごく賑わっていて、美味しいレストランもたくさんあり、アフタースキーも楽しむことができました。

山田:初めて参加される方へ、ヨーロッパ・アルプス・スキーを楽しむコツやアドバイスなどはありますか。

石部:日本のスキー場で滑走できる方であれば、問題はありません。ただ滑走距離が長いので、こまめに休憩を入れることをおすすめしています。

宮本:スピードが出やすいので、オーバースピードにも注意が必要ですね。ヘルメットもあれば安心です。

中嶋:気温差が結構激しいです。寒い日もあれば、滑走中汗ばむくらい暖かい日もあります。登山と同様に重ね着で調整できる服装が便利ですね。あとカイロも時々役立ちますよ!

橋本:スキーレンタルはすごく充実しています。板が古くて買い替えを検討されている方は、現地で最新モデルも借りることができるので、おすすめです。新しい性能の板で滑ることで、足への負担も減ります。

山田:私もハードルが高いイメージがありましたが、むしろ日本のスキー場より広くて、時間の流れがゆったりしていると心身ともに安心して参加できますね。

竹森:スキーを楽しむ習慣がヨーロッパではより“リゾート”に近い感覚なのだと思います。

山田:最後に今回ツアーリーダーとして同行するエリアのおすすめポイントを教えてください。

宮本:グリンデルワルトを起点に広がる広大なゲレンデからはアイガー、メンヒ、ユングフラウのベルナーオーバーランド三山の雄姿を眺めることができます。緩斜面が多いので初級者の方にも安心してご参加いただけます。ご希望の方には冬のユングフラウヨッホへもご案内できますよ!

石部:マッターホルンを眺めながらの滑走は本当に素晴らしいの一言です。私が初めてイタリアへ行ったのがこのツェルマットからでした。初イタリアはスキーを履いてでした。是非、国境をまたいで滑りましょう。

中嶋:ドロミテはヨーロッパアルプスの中でも奇異な岩峰群が連なるエリアです。夏も人気の山岳リゾートですが、夏では2日かかるハイキングでもスキーだと半日で移動することができます。滑りながらどんどん変わりゆく回りの景色を楽しむことができます。

橋本:レッヒは王室御用達の高級リゾートとして有名ですが、雪質がよく、とても広いスキーエリアです。いくつかのスキーリゾートがリフト、ゴンドラ、バスでつながっていて、1週間でも滑りきれないほどコースがあります。昨年、ロープウェイが新設され、サンクト・アントンへもゴンドラとスキーで行くことができるようになりました。レッヒに滞在し、いろいろなロングコースを滑りましょう。

小林:最新鋭の設備で近年ヨーロッパでの人気が急上昇しているラークスは、広大なゲレンデはもちろんのこと、スキー場とホテルが直結している点が魅力です。スキーロッカーからエレベータ1本でゴンドラ乗り場に到着!1日ゆったりと滑走を楽しむことができます。新しいスタイルのスキーリゾートを体感しましょう。

山田:どのツアーも魅力的ですね。今年はぜひ一度ヨーロッパ・アルプスでスキーを楽しんでみてはいかがでしょうか。経験豊富なツアーリーダーがしっかりと皆さまをご案内いたします。どうぞ安心してご参加ください。


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