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2016/11/04 お知らせ

【特集】山旅を楽しむ“ATS倶楽部”のお誘い

2009年、アルパインツアーが創業40周年を迎えた年の春に「ポレポレ倶楽部」が発足しました。「もっと、ゆったりと山旅を楽しみたい」、そんなお客様のご要望にお応えするために1つ目の倶楽部としてスタートしました。その後、頂を目指す「サミット倶楽部」(2011年春〜)、世界の名高いトレイルを歩く「ロングトレイル倶楽部」(2013年秋〜)、世界の絶景をとっておきの写真に残す「山旅フォト倶楽部」(2016年春〜)が次々と誕生しました。そして、2017年より5つ目の倶楽部として「花旅ハイキング倶楽部」が新たにスタートし、さらに活動の幅を広げてまいります。本日は、それぞれの倶楽部のリーダーから今後予定している各倶楽部の取り組みについて語ってもらいました。


藤村:今年から始動したばかりの「山旅フォト倶楽部」では冬のスイス(1月)、ブランカ山群(5月)、モンブラン山群(7月)の3つの撮影企画を実施しました。特に7月のモンブラン山群撮影ツアーでは、写真家として活躍する柏倉陽介さんを講師に招いた初めての企画でした。

鈴木:7月のモンブランは、山小屋の宿泊にもこだわってご案内しました。ロケーションが良いことはもちろんですが、誰もいない山中で過ごす朝・夕の時間は特別です。天の河の位置まで考えて設定時期を決めたのですが、実際に山小屋に宿泊した日の夕陽と星空は見事なものでした。

小林:かなり内容にこだわりをもった企画でしたね。実際にご参加されたお客様の雰囲気はどうでしたか。

鈴木:山小屋のテラスでは生ハムつまみながら乾杯し、みんなで写真談義に花を咲かせて盛り上がりました。皆さんそれぞれの視点や切り口で自由に撮影して、お互いに情報交換などをしながら楽しまれていたのが印象的でした。

寺井:同じ目的をもった方が集まれば、山旅は一段と楽しくなります。それがまさに“倶楽部の山旅”の醍醐味です。今月末には初めての試みとなる「机上講座」も予定していますね。

鈴木:はい。簡単な撮影のコツを机上でご案内した後、日比谷公園に出かけて撮影会を行います。難しいことは考えず、各自が楽しみながら秋の風景を撮影していただきたいと思います。

兼井:“美しい景色を撮影する”だけでなく“撮影の楽しさ”を感じていただけるような企画を今後も追求しご案内していきたいですね。

藤村:さて、次は2017年から新たに始動する「花旅ハイキング倶楽部」について聞いてみたいと思います。この倶楽部は通常の企画に比べてより専門的にお花を観察することが目的なのでしょうか。

北島:いいえ、決して専門的なツアーではありません。ゆっくりとお花を愛でながら歩きたい方ならどなたでもご参加いただけます。

寺井:スイスではエーデルワイス、NZではマウントクックリリーなどが人気ですが、特定の花にフォーカスした企画が主体になるのですか。

北島:目的のお花を限定した企画ばかりではなく、たくさんの種類のお花を楽しむことを目的とした企画も考えています。いずれにしても「花のベストシーズンにとことんこだわる」ことがメインテーマです。また、高山植物だけでなく、韓国のツツジや菜の花、ネパールのシャクナゲなどを楽しむ企画も検討中です。

小林:お花の好きな方に安心して選んでいただける内容ということですね。

北島:3月には地中海に浮かぶキプロス島を訪れるツアーを予定しています。ランの仲間やケシの仲間、シクラメンなどたくさんのお花を見ながらのんびりとハイキングが楽しめる内容です。その後は、年間計画として毎月1コースずつを発表していく予定です。どうぞご期待ください。

藤村:それでは続いて「ポレポレ倶楽部」について聞いていきましょう。「ポレポレ倶楽部」は「のんびり、ゆったり」をコンセプトにした企画をご案内してきました。おかげさまで会員数は3500人を超え、今、最も期待されている倶楽部であると思っています。

兼井:「ポレポレ倶楽部」はこれまで様々なタイプのツアーが混同していたため、「何がポレポレなのか分かりづらい」といったご指摘をいただくこともありました。そのため、今後は、テーマ別にカテゴリーを細分化して、それぞれの山旅の目的をより明確にしていきたいと考えています。

寺井:具体的にはどのようなテーマを考えているのですか。

兼井:まだ思案中の段階ですが、例えば、主に70歳以上の方を対象にした企画を取りそろえた“70+(セブンティープラス)”はぜひ実現したいカテゴリーのひとつです。

山小屋滞在で絶景を撮影(モンブラン山群)

鈴木:確かに最近はよく70歳以上の方から、「同年代の方の集まりがあれば、より安心なのに」、とか「若い方と一緒だと迷惑をかけてしまわないか心配」という声を良く耳にするようになりました。

兼井:そうなんです。また、“ゆっくり歩く”だけでなく、“1日の歩行時間は3〜4時間程度”、“ツアーリーダーが日本から全行程同行”“連泊が必ず含まれる”など、旅行条件を具体的にして、より安心してご参加いただける企画へと進化させたいと思っています。

迫力の氷河を正面にハイキング(ニュージーランド)

藤村:山や自然を楽しみたいという想いがあれば、私たちはいつまでもサポートさせていただきたいと思っています。ところで70歳以上でなければ参加できないのですか。

兼井:いいえ。年齢にかかわらず企画の趣旨に賛同していただける方なら誰でもご参加いただきたいと考えています。

北島:他にはどんなシリーズを予定しているのですか。

兼井:“一生に一度は見たい世界の絶景を巡るシリーズ”や地元の文化や歴史、音楽、世界遺産などに触れながら歩く“ハイク&カルチャー・シリーズ”なども考えています。

鈴木:1月には「ポレポレ倶楽部」の2017年度企画を一冊にまとめて紹介するパンフレットを発表する予定ですが、その中で目玉となる企画はありますか。

兼井:オープニング企画として、地中海に浮かぶ可愛らしい小さな島国で、首都全体が世界遺産に登録されたマルタ共和国を巡る旅を発表します。また、夏にはヨーロッパで行われる音楽祭の鑑賞を取り入れた企画も検討中です。

藤村:新企画が目白押しで楽しみです。ところで「サミット倶楽部」でも新シリーズを企画中ですよね。

寺井:近年はテイデ山(スペイン)やリシィ山(ポーランド)など、まだあまり知られていない“国の最高峰”に登るツアーの人気が高まってきました。この夏はプライベートでクロアチア、ボスニア&ヘルツェゴビナ、ハンガリー、カタールの4ヶ国の最高峰に登ってきました。今後は“国の最高峰”、“島の最高峰”などをまとめた「最高峰シリーズ」を展開していきたいと思っています。

小林:一つ一つ最高峰を踏破していく達成感があって面白そうですね。アルパインツアーが各国の「最高峰シリーズ」を打ち出せば、そのすべてを制覇する方も現れそうな気がします。

北島:それはとても嬉しいことですし、お客様も興味が湧くと思います。

寺井:ほかにも12月には“東南アジアの名峰10選”を発表予定です。キナバル山(マレーシア)やスメル山(インドネシア)など、東南アジアには登り応えのある山がたくさんあります。こうした東南アジアの山々から10コースを厳選して「サミット倶楽部・東南アジアシリーズ」として発表したいと思います。

小林:私が担当している「ロングトレイル倶楽部」は3周年を迎えます。国内では“縦走登山”で馴染みがありますが、世界各国に目を向ければ、稜線上を歩くだけでなく、山小屋やテントで山中をつなげて歩く変化に富んだコースがたくさんあります。

藤村:なかには山歩きだけでなく、歴史街道や文化を辿るコースもあります。

小林:そうですね。どちらも共通して言えることは、歩き通すことで大きな達成感が得られること、そして移り変わる景色や文化をじっくりと楽しめることです。これらがロングトレイルを歩く最大の魅力だと思います。

オーバーランド・トラックを行く(タスマニア)

寺井:今月発表される特集号では、これまでの「ロングトレイル倶楽部」対象コースの参加人数を集計してランキング形式で発表しています。やはりミルフォード・トラックやオーバーランド・トラックは上位にランクインしました。

小林:いずれも一生に一度は歩いてみたい人気のトレイルばかりです。「ミルフォード・トラックを歩いたけど、次はどのトレイルがいいかしら?」といったご質問をよくいただきます。このランキングが次の目標選びの参考になることを期待しています。

鈴木:いずれの倶楽部も、新しい取り組みに向けて盛り上がってきましたね。

北島:私たちの山旅を通して山仲間、旅仲間の輪が広がるお手伝いができれば、これ以上嬉しいことはありません。

藤村:引き続き、お客様が「なんだか楽しそう」、「素敵な山仲間を増やしたい」と思っていただけるような、ワクワクする企画を考えていかなければなりません。そのためには、まず「私たち自身が楽しむこと」が大切です。

いよいよ5つの倶楽部が揃います。ぜひ、皆さまもご期待いただきたいと思います。

一同:ありがとうございました!