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2017/09/01 お知らせ

【特集】 “地の果ての大地”パタゴニア・トレッキングの山旅

地球の裏側・パタゴニア
 日本から見ると、パタゴニアはまさに地球の裏側にあります。長いフライトではありますが、そこには、まさに手つかずの大自然とパタゴニアにしかない風景があります。

風の大地
 その昔、この土地の先住民は厳しい気候風土から身を守るため、野生動物の毛皮で作った大きな靴を履いており、この様子からマゼランは先住民のことを“パタゴン”(大きな足の意味)と呼び、パタゴンが住む場所=パタゴニアとなったと言われています。
 パタゴニアの気候で特徴的なのが強い風です。この風によって、斜めに育ってしまった南極ブナの木も見られ、それらが独特の景観を形づくっています。

パタゴニアの2つの国立公園
 日本から北米経由で、まずチリのサンチャゴで入国し、国内線でマゼラン海峡に面したチリ側のパタゴニアの玄関口プンタアレーナスに飛びます。ここからは専用車で広大なパンパを北上し、トーレス・デル・パイネ国立公園へ向かいます。氷河によってつくられたいくつもの美しい湖が広がり、そして最高峰パイネ・グランデ(3,050m)やトーレス・デル・パイネ(2,840m)といった芸術的とも言える岩峰群がそそり立ちます。国立公園周辺には宿泊施設やキャンプサイトがあり、宿泊地からも素晴らしい風景が眺められます。
 チリに別れを告げ、次に向かうのはアルゼンチン側のロス・グラシアレス国立公園。その名も“氷河”国立公園の見どころは、幅5km、長さ35kmと長 大なスケールのペリト・モレノ氷河です。また、ここから北に位置する町チャルテンをベースに巨大な花岡岩の塔フィッツロイ(3,405m)やセロ・トーレ(3,128m)を眺めるハイキングが楽しめます。アルゼンチン側のパタゴニアの玄関口であるカラファテは、様々なショップやホテル、レストランが立ち並び、歩いているだけでも楽しい町です。
 アルパインツアーでは、迫力の岩峰に迫る歩きごたえ十分のトレッキングが楽しめるコースや世界最南端の町ウシュアイアや世界三大瀑布のひとつイグアスの滝に訪れるコースなど、期間や目的、体力に応じて、様々なコースをご用意しております。ぜひ、今年は、“地の果て”パタゴニアに出かけてみませんか?


文:本多 直也(東京本社)


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絶景の氷河湖ロストレス湖とフィッツロイ



パイネ・クエルノを正面にペオエ湖をクルーズ