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2017/09/01 お知らせ

【特集】 ネパールヒマラヤ・迫力のマナスル西面大展望の山旅

おすすめのマナスル西面トレッキング
 日本人にとってゆかりのある山「マナスル」。マナスルの西面を真近に仰ぎ見る絶景のコースです。まずは、カトマンズからベシサールまで専用車で移動し、さらに四輪駆動車で悪路をダラパニまでに移動します。実は、以前はこの道はトレッキング道で、ダラパニまで5日ほどかかっていましたが、近年の道路整備により、わずか5時間ほどでダラパニまで行けるようになりました。ただし、非常に狭い山岳道路を移動します。ダラパニからこれもわずか2日のハイキングで目的地ビムタンに到達します。途中の村は少なく、アンナプルナやエベレストエリアに比べると、静かでクラシックなスタイルのトレッキングになります。そして氷河に囲まれたビムタンからは、迫力のマナスル西面をはじめ、プンギ峰やネムジュン、パンバリヒマールなど数々の雪山を望むことができ、氷河湖へのハイキングなども楽しみます。氷河湖へは、ビムタンからサイドもレーンをゆっくり登っていき、標高を重ねると、マナスルの頂上台地の様子もわかるほどです。さらに荒々しいポンカール氷河が眼前にあらわれ、標高4,000mに位置する山上のポンカール湖畔へ到着すると、湖奥にはパンバリヒマールの南壁が立ちはだかるように聳えており、圧倒的な迫力です。ここまで足を延ばすトレッカーはほぼ皆無で、貴重でかつ静かなトレッキングを楽しむことができるでしょう。ビムタンのキャンプ地は広々としており、ロッジが数件あるだけで明かりが少なく、星空もたいへん素晴らしいです。ビムタンからのマナスルも直線距離にしてわずか約12kmほどなので、その迫力さが実感できます。ネパール広しといえ、短い日数で氷河に囲まれた場所に到達できるコースは、ほとなく、訪れるトレッカーも少ないので、とても貴重なコースです。


文:久保 典彦(東京本社)


迫力のマナスル西面展望 トレッキング 12日間


ネパール・ヒマラヤ コース詳細はこちら



日本人にゆかりの深いマナスルを望む。マナスル北峰(左-7,157m)、マナスル(中央-8,163m)



ビムタンより望む夕陽に染まるティルジェピーク(6,532m)