山旅情報誌 Newsletter

Q.健康診断はやらなければいけないの?

A.標高3,800メートル以上の高所に宿泊するコースでは、所定の健診をおこなっていただくようお願いしています。
高所では、低所で生活している私たちにとって予期せぬ症状があらわれます。急性高山病では頭痛は必発で、不眠に悩まされたり、疲労感が倍増したり、急な環境変化から発熱や下痢など「こんなはずではなかった」と思わせる状態に陥ることがあります。症状がひどくなれば、肺水腫や脳浮腫を発症し、死に至ることもあります。
最近、山での突然死がクローズアップされてきました。「えっ、あの人が」と思われるような人が、山歩き中に亡くなってもいます。
登山者は、自分自身の健康状態についてしっかり把握しておかなければいけないと思います。健診の結果思わぬ病気が発見されることだってあります。もし、そうだったらめっけものではないでしょうか。「山へ行くために健診したら、病気の早期発見につながった。」なんてケースもあるのです。かく言う私もそうでした。定期健診のとき「どうも貧血気味で、頻脈だな、検便も黒いし・・・」と感じていたら案の定十二指腸潰瘍出血のおそれと不整脈で、すぐ大学病院に送られました。あのとき健診がなかったら、きっと忙しい仕事にかまけたまま、ストレスの谷間から抜け出そうと山へ行き、無理をして下血したかも知れないし、もしかしたら脳梗塞を起こしたかも知れません。
70歳以上の方には、山旅が健康上の支障にならないことを確認してもらっています。かかりつけのお医者さんから診断書をもらうのがよいのですが、定期健診の判定結果でもかまいません。ご自身の健康を見直す機会ととらえていただき、「余計なこと要求しやがって」などとおっしゃらないで、ぜひご協力ください。ご自身のためであり、ご家族のためであり、ツアー仲間のためでもあります。ご自身の健康状態を知っておくことは登山者としての責務であると考えています。

 

Q.出発直前のあいさつ電話はないの?

A.まことに勝手ながら、遠慮させていただいております。ご一報たまわればすぐにかけ直します。
ツアー出発前に添乗員や担当者がお客さまに電話する旅行会社も多いようです。当社の場合、アンケートを拝見していると「電話不要、わかっているからいいよ」といったご意見から「安心できるから電話がほしい」といったご意見までございます。当社では、かえってお客さまをわずらわせることにもなるかと思い、出発直前のあいさつ電話はご遠慮しております。もちろん、どんなことでもご出発前に気になることがございましたらお電話一本頂戴できれば、担当者からすぐにかけ直しさせていただきます。

Q.参加者名簿をどうして配るの?

A.仲間意識の高まりと友だちづくりに役立てば幸いです。
登山・トレッキングが目的の山旅ですので、どこのだれだかわからない人と山歩きするのはちょっと気分がよくない、と感じられても当然と思います。山は、いわゆる同じ釜のメシを食う場でもあり、仲間としての雰囲気が醸し出される場でもあります。山旅中は、仲間づくりの機会でもあると思います。そこで当社では、参加申込書に記載しておりますように、ご参加者名簿を作製し、ご出発当日にお配りしております。もちろん、都道府県以外の住所や電話番号の不記載をご希望の方はお申し出ください。
お一人でも参加できるアルパインツアーなら、きっと愉快な山仲間に出会えます。

Q.単独参加でも追加料金はないの?

A.お一人部屋のご希望がなければいただきません。
特別に一人部屋をご希望されなければ、追加料金はいただきません。一般的に観光パッケージツアーの場合、単独参加ですと一人部屋追加料金を請求されることがあります。費用負担だけ考えると単独参加者にはつらいものがありますが、

 

これは、見ず知らずの人との相部屋を避けるための方法で、バスに乗って観光し、ホテルに入ってドアを閉めたら皆他人、といった団体観光旅行ではいたしかたのない方策でもあります。
当社では、山旅という性格からご参加者同士が共通の趣味を持たれ、話題も豊富であろうことから、相部屋制をとっています。男女別の参加者数が奇数の場合、どうしても一人部屋が出てきますが、この場合には、ツアー中順繰りに一人参加の方にご利用いただいております。

Q.
旅行代金、ちょっと高めですか?

A.いいえ、そんなことはないと思います。
旅行商品は、パーツの組み立てから出来上がっています。航空会社やバス会社などの運送機関や、ホテルや旅館などの宿泊施設、食事や現地のガイドやポーターさんなど、それらのコストの組み合わせから旅行代金が設定されています。しかし、旅行代金が設定される際にもっとも大きな要素をしめるのは、催行人数ではないかと思います。10人で催行する場合と25人や40人で催行する場合では参加者一人あたりのコストはずいぶん違ってきます。ですから、観光地を大型バスで忙しく巡る大きな団体ツアーとは価格面では比較ができません。
当社の場合、ツアーの行く先は山岳地帯や辺境の地が多く、大人数での同一行動には適していません。まだまだ改良の余地を残しておりますが、企画と運行にも工夫を重ねています。だいたいどのツアーも10人から12人ないし15人程度を1グループとしています。たまたま人気コースに25人もお集まりいただくことがございますが、グループを二つに分けて運行するよう努力しています。
当社は、ご参加者の皆さまから「行ってよかった」と言っていただける企画と運行にこれからも励んでまいります。



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