山旅情報誌 Newsletter

Q.旅行保険は必要ですか?

A.はい、必ずご加入いただくようおねがいしております。
海外では航空機関(国際線、国内線、小型飛行機、ヘリコプター等)による万一の事故に際しての補償限度額が極端に小さい場合があります。また、その他の運輸、宿泊などの利用機関の補償額もさまざまで、日本の常識レベルにほど遠いものが数多くあります。さらに国によっては、医療費などが高額な場合もあります。山岳地帯や発展途上国での予期せぬトラブルに対して自分自身の任意保険に頼らざるを得ないことが多いのです。実際、過去山中でご参加者が病気になられたケースもあり、そのような場合はヘリコプターでの搬送もおこなってきましたが、多くの場合任意保険が活用されてきました。重篤なケースでは、日本からご家族が出向いたこともありましたし、日本への緊急移送もありました。もし、このようなケースで保険が利用できなかったらと考えると、私どもは「必ず保険にご加入ください」と言わざるを得ないのです。保険加入は、ご自身のためでもあり、ご家族のためでもあります。
なお、山岳団体等が窓口となる年間契約の登山保険や共済制度には、補償額が充分でなく、海外での保険会社系列のアシスタント会社による現地サポートが受けられない場合が多く見受けられますので、海外旅行には不向きではないかと思われます。

 

Q.スニーカーではだめですか?

A.場所によってはOKですが、山中では必ずくるぶしまで包むハイキングシューズを履かれることをおすすめいたします。
快適で安心安全なトレッキングのためには、コースに適したシューズを履かれることが肝心です。山道にはジャリがあったり、段差があったり、ぬかるんでいたりしますから、捻挫予防や疲労軽減のためにも、くるぶしまで包み込むハイキングシューズを履かれることをおすすめいたします。無雪期の一般コースであれば、底が堅くて甲皮が厚くて重い登山靴までは必要ありません。軽いスニーカーは、入山までと下山後でご使用ください。山中でもテントやロッジに入ってから付近の村々を散歩したりするときにはスニーカーは便利です。でも、足先が出ているサンダルはおすすめいたしません。もし、足指を傷つけたりしたら、せっかくのトレッキングが台無しです。

 

Q.体力が心配だけど、私でもだいじょうぶ?

A.すみません。ご一緒に歩いたことがないので、確答できませんが、普段から山歩きされている方なら大きな問題はないと思います。山登りはまったく初めて、階段でなくいつもエレベーター、とおっしゃる方はちょっと問題かもしれません。
どのような山をどのくらいのペースで歩かれておられるか当社スタッフにおっしゃっていただければ安心の目安になるのではないかと思います。遠慮なくおたずねください。トレッキングは、歩行力や荷物を背負う力よりも環境順応力が重要だと思います。風邪をひかないとか、下痢をしないとか、日中の強い日射や朝晩の寒さに気を付けるとか、防衛的に体力を維持できることが求められます。

当日は、3名の講師の指導の下、15名のツアーリーダーが真剣に研修を受けた。まずチーフ講師のイントロダクションがあり、早速「胸骨圧迫」の心臓マッサージをトレーニングする。それから気道確保と人工呼吸法のマスターをめざす。新ガイドラインに従って、胸骨圧迫と人工呼吸の組み合わせをマスターすることがこの研修の大きな目的である。
心肺蘇生では、マウストゥーマウスの人工呼吸のため感染防御目的でシールドやポケットマスクを使用する。救急隊(救助隊)へ引き継ぐまでのシナリオ・

 

トレーニングを何回もおこなううちに、ツアーリーダーたちの習熟度はどんどん上がってゆく。
研修の最後はAED(自動体外式除細

▲AED(自動体外式除細動器)の使用法について講師の指導を受けるツアーリーダーたち。

 

動器)使用法である。トレーニング用のAEDを使用し、練習用人形の胸にパッチを貼り、スイッチ・オン。臨場感のある研修が繰り広げられた。

▲胸骨圧迫による心臓マッサージのトレーニング。
 両指を組み合わせ、ひじを曲げずに。

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