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Alpine Square / アルパイン広場

11月15日出発「オーストラリア大陸最高峰Mt.コジオスコ登頂と世界遺産ブルーマウンテンズ・ハイキング 7日間」

11月15日出発「オーストラリア大陸最高峰Mt.コジオスコ登頂と世界遺産ブルーマウンテンズ・ハイキング 7日間」

オーストラリア大陸最高峰と、ユーカリの大原生林を巡る山旅へ

 今回の旅の舞台は、南半球のオーストラリアです。日本の20倍以上という広大な国土を持つオーストラリアには、内陸部にアウトバックと言われる乾燥したエリアが広がります。しかし、大陸の沿岸部周辺には、緑豊かな草原や森林、雪をいただく山脈などがあり、実は多様な自然景観に触れることができます。今回は、高山帯の景色が広がるMt.コジオスコやユーカリの広大な原生林が広がるブルーマウンテンズを訪れ、対照的なオーストラリアの大自然の中でハイキングを楽しみました。

ブルーマウンテンズハイキングブルーマウンテンズハイキング

Mt.コジオスコ登山の起点の村スレドボへ

 私たちが訪れた11月はオーストラリアでは初夏の時期にあたります。爽やかな気候のオーストラリアの首都キャンベラから、車で2時間ほど南西に移動すると、南北に連なる緑豊かななだらかな山並みが広がります。スノーウィーマウンテンズと呼ばれる山並みは、その名の通り冬は一面雪に覆われ、美しい雪山となります。ハイキングの起点となる山奥のスレドボに到着するころには、稜線沿いに残雪を頂いた山々が時折西日に輝き、私たちを迎えてくれているようでした。

山間のネイチャーリゾート、スレドボ村山間のネイチャーリゾート、スレドボ村

オーストラリア大陸最高峰Mt.コジオスコの登頂へ

 Mt.コジオスコは2,228mの標高を持つオーストラリア大陸の最高峰です。麓のスレドボからはチェアリフトで1,928mの山上まで移動し、ハイキングスタートです。日本の同程度の標高の山であれば、まだ森林が広がるような標高ですが、Mt.コジオスコの山域では1,900m付近が森林限界となっているため、山頂までは高山帯ののびやかな景色が広がります。今年は残雪が例年より多く、ルート上にも点々と雪が残り、山腹には独特の模様が描かれていました。植生保護のために敷かれた鉄網の道を辿り、山上を流れる小川や雪田を何度か横断しながら山頂を目指しました。途中小雨や雹がぱらついたりもしましたが、全員でMt.コジオスコの山頂に立ち、大陸最高峰に到達した喜びを分かち合いました。

Mt.コジオスコの山頂へMt.コジオスコの山頂へ

ユーカリの原生林が広がるブルーマウンテンズ

 Mt.コジオスコの登頂の後は、陸路と空路でシドニーの西側に広がるブルーマウンテンズを目指しました。一帯はユーカリを主体とるす広大な原生林が広がり、その面積は東京都全体を上回るほどです。日中、ユーカリの葉から放出された油の成分が太陽光を屈折させ、周辺の大気が青く霞んで見えることが、ブルーマウンテンズと呼ばれるゆえんになっています。そして、ブルーマウンテンズには数百メーターの断崖絶壁が連なり、断崖の上と下では、気候や植生が一変し、まるで別世界のような景観が隣り合わせに入り組み広がっています。私たちは、ブルーマウンテンズの森に囲まれたネイチャーリゾートに滞在し、周囲に張り巡らされたトレイルを歩いて楽しみました。

ユーカリの原生林が広がるブルーマウンテンユーカリの原生林が広がるブルーマウンテン

国立公園のレンジャーとブッシュウォーキングへ

 国立公園、そして世界遺産にも指定されているブルーマウンテンズのエリアには、断崖の上部、下部の至る所にトレイルが張り巡らされ、ハイキングが楽しめます。オーストラリアでもハイキングは人気ですが、“ハイキング”ではなく“ブッシュウォーキング”という独特の言葉で呼ばれ、人々に親しまれています。私たちは国立公園のパークレンジャーと一緒にブルーマウンテンズのなかでも一番人気を誇る断崖の上下を繋ぐトレイルを歩きました。レンジャーのポールさんは植物の知識に長け、次々に現れる植物の特徴や、先住民のアボリジニとの関わりなどを分りやすく説明してくれました。レンジャースーツとカーボーイハットを格好よく着こなしたポールさんの話に耳を傾けながら、谷底へ、断崖の上へと、ブッシュウォーキングを楽しみました。充実したハイキングの後は、かつて石炭の採掘や内陸部への開発の起点となった、ルーラの街の散策に出かけました。まるで、西部劇の舞台のセットのようなかわいらしいお店が連なり、かつての開拓自体の雰囲気を感じながら、小さな街をのんびりと散策しました。

パークレンジャーとブッシュウォーキングへパークレンジャーとブッシュウォーキングへ

シドニー湾でディナークルーズ

2つのネイチャースポットで、充実した滞在とハイキングを満喫したあとは、帰国のためシドニーまで移動しました。シドニーは、オーストラリアでも最も活気のある最大都市ですが、美しい海に面し、街中に緑地が多く、大都会とは思えないほどゆったりした空気が流れています。夕刻、私たちはシドニー湾を往復する客船に乗船し、船上でディナーを摂りながら、船窓から移ろいゆくシドニーの街や観光名所のハーバーブリッジ、オペラハウスなどの眺めを楽しみました。

オーストラリアの豊かな大自然とシドニー観光を満喫した、とっておきの一週間でした。

船のデッキよりシドニーを望む船のデッキよりシドニーを望む

このレポートはわたしが担当しています。

北島 聡之

北島 聡之

/ 東京本社

植物をこよなく愛し、花や木の知識は全社随一。社内を彩る観葉植物を愛でる姿からは「優しさと寛容さ」がにじみ出る「花旅ハイキング倶楽部」チーフリーダー。 (営業)

①国内で好きな山:本社ヶ丸(山梨)
②海外で好きな山:南仏の山里、スイス・エンガディン地方、コーカサス山麓(ジョージア)
③趣味:コーヒー焙煎、ナチュラル・ナビゲーション