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12月7日出発「南極半島探検クルーズ 16日間」

12月7日出発「南極半島探検クルーズ 16日間」

パタゴニアのウシュアイア港から9泊10日の船旅

南極半島探検クルーズ9泊10日の船旅はアルゼンチン、パタゴニア「世界最南端の街」ウシュアイア(南緯54度48分)から始まります。ウシュアイアは南極大陸までわずか約1,000kmの距離です。まず、船は“ビーグル水道”を経て “ドレーク海峡”を丸2日で横断します。ドレーク海峡は南アメリカ南端のホーン岬と南極との間に横たわる世界で最も幅の広い海峡で、南極大陸を360度囲んでいます。世界最悪の荒波で知られるドレーク海峡ですが、1年中荒れ狂っているわけではありません。穏やかな日々も多々あります。今回のクルーズでは往路は穏やかでしたが、復路はかなり時化て、船室のテーブルが倒れるくらい揺れました。海が時化た日の対策としては動き回らず、ベッドで横たわっていることが一番です。ベッドの上がとても快適で安全です。船に弱い方は酔い止め薬がとても効果があります。市販の薬で大丈夫です。

いよいよ南極に到着

南極地域に入ってくると、波も穏やかになります。次第に氷山が見えてくると、ついに南極へやってきた実感が湧いてきます。南極の魅力は、雪と氷が織りなす美しい自然とペンギンなどの野生動物を間近に見学できることです。南極滞在中は1日平均2回、ゾディアック・ボートと呼ばれるエンジン付きゴムボートにて上陸観光やクルーズを楽しみます。ただ、人類共通の財産である南極の自然環境と野生動物の保護を目的に南極へ一度に上陸できる人数は100名前後と規定されています。絶対に野生動物に触れないこと、野生動物から5メートル以内に近づかないこと、オットセイの周りでは15メートル以上距離を保つこと、野生動物に道を譲るなど南極の生態系に最大限の注意を払って行動することが求められます。また、とても重要なことですが、船外活動の時の2~3時間トイレはできません。必ず出発前に済ませることが大事です。

魅惑の南極上陸ポイント

南極での訪問地は、毎日の気象や氷の状況を考慮して最良の上陸地点を選んで案内しています。今回のクルーズでは、下記の訪問地がとても印象的でした。パラダイス湾(南緯64度51分):周囲の山々から氷河が流れ込んでいるパラダイス湾は、南極半島で最も美しい湾といわれています。ここでは南極大陸本土のアルゼンチンのプラウン基地にも上陸しました。また、湾内のクルージングでは美しく巨大な氷山や氷床の間をペンギンやカニクイアザラシを観ながら楽しめます。時には潮を吹いているザトウクジラに出会うこともあります。デセプション島ペイリーヘッド(南緯62度57分):ペイリーヘッドは急深による大きな寄せ波のために上陸がとても困難な場所です。今回は奇跡的に上陸できました。ここにはなんと4万番(つがい)ものヒゲペンギンの巨大営巣地があり、圧巻でした。

上陸やクルーズ以外のお勧めアクティビティ

南極クルーズをさらに満喫したい方にお勧めのアクティビティが「キャンプ(南極大陸で寝袋だけで寝る)」と「ポーラブルンジ(南極海飛込み大会)」です。「キャンプ」は寝袋だけで白夜の南極の一夜を過ごします(テントは利用しません)。美しい朝を待つ静寂の中で聞こえるのは鯨とペンギンの声だけです。「キャンプ」は南極旅行シーズンの早い時期(12月)のみ実施されます。外の気温は氷点下1度で小雪が舞っていましたが、温かい寝袋のおかげで寒さを感じることなくぐっすり寝ることができました。
「ポーラー・プランジ(南極海飛込み大会)」は腰に安全紐を付けて、氷が浮かぶ南極海にダイブします。希望者だけなのですが、南極クルーズでは水着は必携です。今回は水温氷点下1.5度でした。凍えましたが、南極を肌で体感できて大満足です。

このツアーのレポートはわたしが担当しています。

野中 英樹

野中 英樹

/ 福岡営業所

九州・山口の地域のお客様のご要望に応えし地元薩摩の山からついに南極まで。常に新鮮な山旅をご提案し30年。献身さ溢れるリーダーぶりが好評。

①国内で好きな山:宝満山
②海外で好きな山:マチャプチャレ、マッターホルン
③趣味:映画鑑賞・年間100本の目標を達成できた。
④お客様へのメッセージ:2002年からほぼ毎年新年は「地の果ての大自然パタゴニア」に同行しご案内しています。氷雪抱く岩峰、紺碧の空に点在するレンズ雲、地平線まで広がる広大なバンパ、吹き荒れる強風など日本にはない魅力一杯の旅です。