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Alpine Square / アルパイン広場

10月22日出発 創業50周年記念特別企画 「ヨルダン・トレイル・トレッキングと 最高峰ウンム・アッダーミ登頂 10日間」

10月22日出発 創業50周年記念特別企画 「ヨルダン・トレイル・トレッキングと 最高峰ウンム・アッダーミ登頂 10日間」

中東有数の大都市アンマン

ヨルダンは人口約1,000万人、国土面積は日本の1/4程度の国で中東圏に位置するアラブ国家です。イラクやパレスチナ、シリアなどの国々と国境を接するため、遠く離れた国に暮らす私たち日本人にはどうしても「アラブ=危険」というイメージが付きまとってしまいがちですが、ヨルダンは治安が安定しています。今回は50周年記念企画ヨルダンの1本目のツアーで13名の参加者をご案内してきました。到着後はまず、空港近くに位置するネボ山を訪れました。ネボ山は「モーセ約束の地」として知られ、車で山頂まで上がることができます。キリスト教の聖地のため、世界中から観光客が来ていました。展望が素晴らしいことでも有名で、眼下には死海が広がっていました。快晴時は隣国イスラエルのキリスト生誕の地ベツルヘム等も遠望することができます。初日の宿泊はヨルダンの首都アンマンです。アンマンは中東の中でも有数の大都会で、新市街は未来都市のような雰囲気があり、高層ビルが建ち並びます。参加者の方々も「ヨルダンてこんなに都会なんですね!」と予想していたアラブのイメージとは違った印象を受けていました。

アンマン城址にてアンマン城址にて

ヨルダン・トレイル

翌日からヨルダン・トレイルのトレッキングが始まりました。ヨルダン・トレイルは2015年にヨルダン政府の国家プロジェクトとして完成し、現在、世界中のトレッカーにより注目を浴びています。ヨルダン国内を南北全長600kmに渡り延びるロングトレイルです。アンマンからダナ自然保護区まで移動し、トレッキングがスタートしました。一面茶色の世界が広がり、途上では地元のベドウィンが紅茶を振舞ってくれました。6時間程歩き、この日のロッジは世界のエコロッジBEST50にも選出されたフェイナン・ロッジです。ヨルダンの自然景観に合った外観で、付近で暮らす地元民によって営業され、彼ら収入の糧にもなっています。このロッジには電気はなく、灯りはキャンドルのみです。夜は静寂な雰囲気に包まれます。私たちも含め宿泊者はその意図を汲み1泊を過ごします。その体験は今まで経験したことのないような貴重なものとなりました。翌日は地元ベドウィンによるメイクアップ体験です。鏡に映るアラビックの過激なアイラインを引いた自分の姿に、女性陣は大興奮でした。

ヨルダントレイルのダナ地区にてヨルダントレイルのダナ地区にて

ペトラ遺跡へ

フェイナン・ロッジからは1泊2日のテント泊でペトラ遺跡を目指しました大岩が点在する砂漠地帯を抜け、ますはミニペトラ遺跡へ。大岩の裂け目(シーク)を抜け、遺跡に到着すると「お-!」と感嘆の声が上がりました。ここはかつてナバタイ人の交易の地として栄えた場所で、大岩を掘って作った交易所が残っています。見事な灌漑システムもはっきりと残っており、見応えがありました。この日はテント泊で現地人スタッフと踊ったり歌ったりと大盛り上がりの夜になりました。翌日はいよいよペトラ遺跡です。裏手ルートを歩き、最上部のエド・ディル神殿に到着すると皆さんも大喜びで「夢にまで見たペトラに来れて良かった!」と話されていたのがとても印象的でした。ペトラ遺跡を見学後はホブス山に登りました。ここは岩山からエル・ハズネを望める知る人ぞ知る展望ポイントです。馬車にも乗って、ペトラ遺跡を2日間たっぷりと観光しました。

ワディラムにあるグランピングキャンプサイワディラムにあるグランピングキャンプサイ

ヨルダン最高峰ウンム・アッダーミ登頂

旅の後半はメインの目的地、ヨルダン最高峰のウンム・アッダーミ登頂です。場所はヨルダン南部、サウジアラビアとの国境近くでワディ・ラムという砂漠の中にあります。私たちはワディ・ラム内に点在するグランピング・キャンプサイトに2連泊しました。このキャンプサイトはとても豪華で、テント内にはベッドの他、トイレやシャワーまで備え付けられており、地面を掘って地中で食材を蒸す伝統的な料理なども振舞われ、最高の2泊を過ごしました。ウンム・アッダーミの麓まではジープでアプローチします。後部座席はオープンの座席になっているため、砂漠の風を感じながらの移動で気分爽快です。このエリアは「アラビアのロレンス」の舞台でもあり、随所にロレンスの痕跡が残っています。最高峰のウンム・アッダーミは大きな岩の塊で、登山口からの標高差は約450m、所々手を使いながら登ります。周囲は砂漠で同じような大岩が点在しており、火星(もちろん訪れたことはありません)のような雰囲気が広がっていました。約2時間程で全員無事登頂、天候も素晴らしく最高の登山となりました。

快晴の中ウンム・アッダーミ山頂を目指す快晴の中ウンム・アッダーミ山頂を目指す

旅のフィナーレ死海へ!

フィナーレは世界最低標高に位置する死海です。標高はなんと-430m!バスでぐんぐん標高を下げ、死海が近づくにつれ、気温も上昇していきます。宿泊は5ツ星ホテルのケンピンスキーです。敷地がとても広大で、複数のプールやレストラン、SPA、専用の死海ビーチなど1日では回り切れない規模です。部屋も豪華でなんと冷蔵庫の飲料は全て飲み放題で、朝食のバイキングにはシャンパンもありました。到着後はさっそく死海へ。塩分濃度が高く、沈もうとしてもすぐに浮いてしまいます。浮遊体験後は泥パックを楽しみ再び死海に浸かります。ラストディナーも豪華バイキングを楽しみ、ラグジュアリーな2日間となりました。
ヨルダンは観光設備が整っており、日本とはかけ離れた自然景観を持ち、親日家も多くおすすめです。ぜひ皆さんも訪れてみてください。

死海で泥パック体験死海で泥パック体験

このツアーのレポートはわたしが担当しています。

寺井 信之

寺井 信之

/ 東京本社

サミット倶楽部のチーフリーダーとして、各国最高峰に登る新企画造成に積極的に携わる。オフィス内では大きな笑い声が響き渡るムードメーカー。(営業)

①国内で好きな山:富士山(プリンスルート)
②海外で好きな山:バルカン半島の山(ボスニア・ヘルツェゴビナ、アルバニア)
③趣味:
①スポーツジムで体を鍛えること。ベンチプレスにはまっており、ようやく自重を越えました。
②ランニング。最近車内で皇居ランニングチームを結成。仕事後にみんなで集合し、1周5kmの皇居を走っています。
④お客様へのメッセージ:「サミット倶楽部」で世界の頂を目指しましょう。各国や島の最高峰には山自体に貫禄があります。登山を通して、自然や山麓の人々との触れ合いを体感し、文化を理解することができます。私のおすすめはエチオピアです。最高峰ラスダシャン登頂後に訪れる「ダナキル砂漠」は私が今まで訪れた場所の中では1番のお気に入りです。まるで異世界を思わせる極彩色の自然をお楽しみください。