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Alpine Square / アルパイン広場

4月12日出発「パプアニューギニア最高峰ウィルヘルム山登頂とゴロカの休日 8日間」

4月12日出発「パプアニューギニア最高峰ウィルヘルム山登頂とゴロカの休日 8日間」

ウィルヘルム山(4,508m)に登頂しました!

ウィルヘルム山は、南太平洋に浮かぶパプアニューギニアの最高峰で、2泊3日の山小屋泊で山頂を目指します。登頂日となる2日目は、行動時間12時間以上、標高差約1,000mを登降するたいへんハードな行程となります。これまで、キリマンジャロやモンブランなど、世界の名だたる名峰に登頂されたお客様からも、「こんなに登り応えのある山は、今まで経験したことがない!」との言葉が飛び交う、とても印象的な山旅となりました。山頂に至るまでの眺望はたいへん素晴らしく、まさに知られざる世界の名峰と言えます。「頂にこそ充足あり」とお考えの皆さまには、ぜひ挑戦してほしい山の一つです。

目指す山頂はまだまだ向こう目指す山頂はまだまだ向こう

何度も現れる偽ピークに一喜一憂しながら前進!

登頂日は、深夜2時には山小屋を出発します。ヘッドランプの光を頼りに暗闇の中を歩くことは相当な集中力が必要で、日の出の時刻を待ちわびながら慎重に歩を進めました。
そんな中、沸き立つ雲海の間から朝日が昇ってきた瞬間はたいへん感動的でした。目の前にはビスマルク山脈の大パノラマが広がり、その迫力ある展望にしばし足を休めて見入ってしまいました。振り返れば、これまで越えてきたいくつもの峰々が見降ろせ、見上げれば、これから越えなければならない峰々が立ちはだかっていて驚愕したものです。
ウィルヘルム山の山頂は、直前まで姿を現しません。山頂に辿りつくまでに、幾度となく出てくる偽ピークに、一喜一憂しながら前進しました。「あれが山頂?」「まだまだ!」こんなやりとりを、一体何度繰り返したことでしょう。いくつもの峠を越えて、ようやく山頂が見えた時には、これまでの疲れもすっかり忘れて山頂を目指しました。

いくつもの峠を越えて山頂を目指すいくつもの峠を越えて山頂を目指す

頼もしいマンツーマンガイドとの絆

ウィルヘルム山は、部分的に岩場やぬかるみの登降があるため、ご参加者1名様に対して1名の現地ガイドが同行します。登山初日の朝、一人ひとり名前を呼びながらペアを組んだのち、いざ出発!はじめはお互いに緊張の面持ちでしたが、足場が悪い岩場で手を差し伸べてくれたり、誘導してくれたりしているうちに、あっという間に打ち解けた様子でした。登頂日は、標高約4,000m付近の岩稜帯を何度も登降する厳しいルートです。心がくじけそうな時でも、明るく、優しくサポートしてくれるガイドたちに、私たちは幾度となく励まされました。長い道のりを経て山頂に着いた瞬間、互いに手を取り、肩を抱き合って喜ぶお客様の姿は非常に印象的でした。常にマンツーマンで対応してくれるので、2泊3日の登山を終える頃にはすっかり気心知れた仲となり、涙なしにはお別れすることが出来ませんでした。心優しくも頼もしい現地ガイドとの触れ合いは、ウィルヘルム登山の大きな、そして大切な要素のひとつです。

岩場もガイドがしっかりサポート岩場もガイドがしっかりサポート

伝統文化に触れる

登山後は、高地民族が暮らすアサロ渓谷でパプアニューギニアの文化に触れるひとときを過ごしました。アサロ渓谷にはアサロ族が住んでおり、全身を泥で塗り独特の泥の仮面をかぶるマッドマン・ダンスという儀式があることで知られています。パプアニューギニアは約800の言語があるとされる部族社会で、かつては部族間の争いが絶えませんでした。儀式の由来は、争いに敗北したアサロ族が川に潜んでいたときに泥だらけになり、それを見た敵部族が死者の霊と勘違いして逃げて行ったという伝説によるものだそうです。マスクはどれも個性的で、被り主の自由な発想で手作りされています。焼かずに日干しで乾燥させるため、思いのほか重量があります。実際に被らせてもらうと、その重さに驚きました。儀式には5歳くらいの子どもも参加していて、幼いころから伝統が継承されていることを垣間見る事ができ、とても有意義な時間となりました。

迫力あるマッドマン・ダンス迫力あるマッドマン・ダンス

このレポートはわたしが担当しています。

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