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Alpine Square / アルパイン広場

アシニボイン・ロッジとレイクルイズ 9日間

アシニボイン・ロッジとレイクルイズ 9日間

プレーン・オブ・シックス・グレイシャーのハイキング

初日は成田発直行便でカルガリーへ。日付変更線を越えての移動になるため長い一日となりました。この行きのフライトで寝られるかどうかが初日を楽しむコツですね。到着してスーパーでサンドイッチを購入。天気もよいので、近くの展望のよい公園でピクニックランチ。カナダに来たな!と感じます。
この日は、ロッキーの宝石「レイクルイズ」の湖畔に佇むホテル、シャトー・レイクルイズに宿泊。翌朝はホテルから歩きはじめます。日帰りで氷河を見に行くコース。足元には赤、黄、青、白と色とりどりの花々が広がり楽しませてくれます。標高を上げるにつれてレイクルイズ湖畔からは見えなかった山々、そして間近に氷河が近づくにつれて気持ちが高揚していきます。
歩くことでしか出会えない風景があるからこそ、自分自身の足で歩いて出会うからこそ感動するのでしょう。展望地でのランチが美味しいことと言ったら、そりゃぁもう!

展望地まであとちょっと。行くぞー!展望地まであとちょっと。行くぞー!

ラーチバレーをゆく!

日帰り定番の人気コースです。ロッキーの中でもひときわ美しいモレーンレイク湖畔からスタート。カラマツが多く、夏は深緑と花が、秋は金色に染まる景観が楽しめるコースです。つづら折りの道を登っていき山上湖「ミネスティマレイク」が本日のゴール地点。美しい景色は見飽きるということがありません。このコースの代名詞「テンピークス」を望みながらの下山。絶景っ!

テンピークスを望みながら。テンピークスを望みながら。

グレーシャーリリーに出会う

アシニボイン・ロッジに到着したその日にハイキングへ。憧れのグレーシャーリリーに出会いに。日本にはない黄色いカタクリ、「グレーシャーリリー」は日本のそれより少し小ぶりです。空の黄色と深緑に黄色が際立ちます。皆さんもう写真撮りに夢中です。・・・私も。
他にもインディアンペイントブラシ、アネモネ、ホワイトグローブフラワー=白キンポウゲ、ペアリーエバーラスティング=ヤマハハコ、バターカップ=黄キンポウゲ、モスキャピオン=マンテマ、アルパインフォゲットミーノット=ワスレナグサなど多くの花が見られました。

黄色いカタクリ、グレーシャーリリー黄色いカタクリ、グレーシャーリリー

アシニボイン・ロッジとは

山の贅沢・・・これは人それぞれ、違ってくると思います。色とりどりの高山植物、息を呑む大展望、人が歩いていない道を歩くオフトレイル、そして少人数貸切の空間。ロッジを拠点にこの全てを味わえるこんな贅沢があるでしょうか。加えて、野生動物が生息するエリアにお邪魔しているので野生動物との距離が近い!滞在中に、ジリスやノウサギは全員が、中にはムースやグリズリーまで見られた人もいます。Mt.アシニボインの目の前に佇むこのロッジは、ホスピタリティ溢れるスタッフと美味しい食事と最高の立地が相まって、とても居心地がよい空間です。このロッジに連泊してハイキングを楽しむ最高の贅沢を是非体験してほしいと思います。

Mt.アシニボイン(3618m)とロッジMt.アシニボイン(3618m)とロッジ

人気コース「ナブレット」へ

ロッジ周辺には数えきれないハイキングコースがあり、滞在中は天候やご参加者の足並み、残雪状況などによりオススメのコースを歩きます。その中で特に人気なのがナブレットと呼ばれるピークへ行くコース。標高を上げることで、視界は開け、見下ろす氷河湖は色を変え、岩稜帯はむき出し、時にはマーモットが顔をのぞかせてくれます。今回は条件がよく、ナブレットの先、ナブピークまで足をのばしました。山頂からは360度見渡す限りの絶景、人工物はロッジのみ。山頂は私たちのグループだけ。幸せでした!
ロッジ滞在型のツアーを満喫してみんな「帰りたくない!」との声。リピーターが多いのも頷けます。ロッジスタッフは「カラマツの美しい秋にも是非来てね!」とのこと。また来ますっ!

ナブピーク手前からの絶景ナブピーク手前からの絶景