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岩崎元郎さんと行く『山の遠足』シリーズ ①『青森・下北半島の名峰2座登頂と恐山大祭 3日間』、②『一合目から山頂へ、富士登山登頂 3日間』

岩崎元郎さんと行く『山の遠足』シリーズ ①『青森・下北半島の名峰2座登頂と恐山大祭 3日間』、②『一合目から山頂へ、富士登山登頂 3日間』

①『青森・下北半島の名峰2座登頂と恐山大祭 3日間』

岩崎元郎さんが同行する海外ツアーは2005年“地球の遠足”としてスタートしました。国内山行ツアーは『山の遠足』シリーズとして、新緑、お花、紅葉などその山の特徴あるシーズンやその地域の観光やお祭りの見学、宿泊や食事内容も少し工夫してご案内しております。今夏は7月下旬に青森・下北半島の山と8月上旬に富士山の2ツアーが実施されました。青森は7月20日から恐山大祭開催にあわせて1日目の到着後に大祭を見学、予想外の豪華で快適な恐山宿坊での宿泊翌日は恐山から正面に見えている大尽山(828m)へ登りました。青森ヒバ林や熊の生息形跡がくっきりと残る箇所も総勢25名で賑やかに登り、他の登山者とは誰にも会わない『山の遠足』貸し切りの日帰り登山となりました。

大尽山より一瞬ガスの切れ間からの恐山と宇大尽山より一瞬ガスの切れ間からの恐山と宇

①『青森・下北半島の名峰2座登頂と恐山大祭 3日間』

映画・飢餓海峡(1965年作品)のロケ地にもなった、ひなびた湯野川温泉の寺島旅館に宿泊し3日目は吹越烏帽子岳へ向かいました。花々も多く、徐々に標高を重ねていくと展望が開けて、風力発電のための風車群や太平洋と陸奥湾の両方の海が望め、心地よい風に吹かれて全員で頂上へ到着しました。このツアー中に『山の遠足』で来年もぜひ青森の山へ行こう!ということになり、名峰、八甲田山と岩木山に登り、そして、ねぶた祭りの見学を組み合わせたツアーを企画する予定でおりますのでどうぞお楽しみに。

吹越烏帽子岳から陸奥湾を望みながらの下山吹越烏帽子岳から陸奥湾を望みながらの下山

②『一合目から山頂へ、富士登山登頂 3日間』

8月3日からは、一合目から登る富士山登頂ツアーを2泊3日で実施しました。かつての富士講と同様に一合目(馬返し)から頂上を往復するこの企画は『山の遠足』として昨年から企画しています。岩崎さんが18歳の冬の雪上訓練の時が最初でこれまで長年お世話になっている、富士山吉田口五合目に位置する佐藤小屋(2,300m)に連泊し、岩崎さんのゆっくりとしたペースで登る、富士登山の企画です。初日は北口本宮冨士浅間神社で参拝後に一合目(馬返し)から小雨振る中を登山スタートして、岩崎さんとご参加者10名は、順調に佐藤小屋へ到着しました。

富士山吉田口七合目でのご来光富士山吉田口七合目でのご来光

②『一合目から山頂へ、富士登山登頂 3日間』

登頂日は朝2時50分に佐藤小屋を出発、頭上には星空と眼下には河口湖町の明かりを見ながら暗い登山道をひたすら登り、七合目でご来光を迎えました。登山者の多くはご来光時刻に合わせて頂上を目指すため、この周辺は登山者が少なく、一定したペースで登れました。その後も一歩一歩山頂に向かい、途中で2グループに分け、ゆっくりグループには80歳台のご参加者のお二人も含め、頑張って10時50分に吉田口頂上に到達して登頂を喜びあいました。剣ヶ峰へのグループとゆっくりグループは下山時に六合目で再び合流して、全員一緒に佐藤小屋へ戻りました。佐藤小屋での夕食時に登頂の乾杯を行い、特製鍋をいただきながら、今日の登山の感想や岩崎さんの山の話と歌などで全員登頂の余韻をメンバーで味わいました。下山日の朝食で名物の吉田うどんを食べて、一合目まで皆さん元気に下山しました。

富士山吉田口五合目の佐藤小屋にて富士山吉田口五合目の佐藤小屋にて