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Alpine Square / アルパイン広場

7月16日出発「スイス・アルプス・パノラマ・ハイキングと憧れのヘルンリ小屋訪問と3,400m峰登頂 9日間」

7月16日出発「スイス・アルプス・パノラマ・ハイキングと憧れのヘルンリ小屋訪問と3,400m峰登頂 9日間」

チューリッヒ空港到着後、スイスの中心に位置するルツェルンで1泊、朝起きると街のシンボルであるピラトゥス山が出迎えてくれました。ゴールデンパスラインの一部であるマイリンゲンまでパノラマ列車で移動、その後、郵便バスに揺られて絶景の峠越え、いよいよスイス山旅のスタートです。今回のツアーは、スイスのグリンデルワルトとツェルマットの2大山岳リゾートに滞在し、たっぷりと各エリアの名峰を眺めながらハイキングを楽しむ行程です。途中の移動日には、約200年前から通商の道として利用されていたゲンミ峠を越えてローマ時代から続く温泉地ロイカーバードまで歩きます。しっかりと自分の足で歩いた人しか見ることができない景色を、一歩一歩目に焼き付けながら、アルプスの雄大な自然を満喫します。最終日、旅のハイライトには、マッターホルンの岩壁によじ登ってタッチ!憧れのヘルンリ小屋ハイキングで旅を締めくくりました。

ヘルンリ小屋でマッターホルンTシャツ購入ヘルンリ小屋でマッターホルンTシャツ購入

ベルナーオーバーランドの名峰が立ち代り魅せるパノラマハイキング

グローセシャイデック(大きな峠)で郵便バスを降りると、目の前に名峰アイガーのナイフリッジが聳えます。初日は足慣らしでフィルストまで約2時間、たくさんのお花を見ながら歩きました。フィルスト山小屋で1泊した後は、シーニゲプラッテまで約8時間の縦走コースです。朝一番のゴンドラ運行前に歩き始めるので、ハイキングコースは貸し切り状態。静かな中、小鹿やマーモットが出てきてくれました。バッハアルプゼーでは、今まで見たことがないほど見事な逆さシュレックホルンやフィンスターアールホルンが映りました!条件が揃わないと見ることができないので大喜びです。ここから、どんどん標高を上げて、ファウルホルンへ登頂します。頂上から見える360℃の景色はたまりません。シーニゲプラッテまで、歩けば歩くほど形を変える山たち。細い稜線だったアイガーも分厚い北壁側が、またアイガーの後ろに隠れていたメンヒやユングフラウもしっかりと顔を出します。たくさん歩いたご褒美はシーニゲプラッテ山岳ホテルの美味しい夕食!パノラマレストランで景色も一緒にいただきます!

ユングフラウ3山パノラマハイキングユングフラウ3山パノラマハイキング

ゲンミ峠ロイカーバードへハイキング 

グリンデルワルトからツェルマットへの移動日、カンデルシュテークで電車を下車してスンビュールへ向かいます。そこからゲンミ峠の温泉地ロイカーバードまでは歩きます。牧草地の間のお花畑を歩き、途中、グリンデルワルトのあるベルン州から、ツェルマットのあるヴァリス州へと歩いて越え、シュヴァーレンバッハの山小屋に到着します。山小屋のアプリコットタルトが美味しかったです。ハイデルベリー(アルプスのブルーベリー)のタルトもあります。ゲンミ峠に到着すると、マッターホルンやヴァイスホルン、モンテローザなどヴァリス州の山が見渡せます。これから、あの麓に行きます。バスと列車を乗り継いでツェルマットへ向かいました。

スンビュールからシュヴァーレンバッハ小屋スンビュールからシュヴァーレンバッハ小屋

ツェルマットのヘルンリ小屋ハイキングでマッターホルン岩壁にタッチ!

一度は憧れるマッターホルン登頂。そのベースキャンプとなるヘルンリ小屋までハイキングコースがあります。シュヴァルツゼー(2,583m)からヘルンリ小屋(3,260m)までは、約2時間半~3時間ガレ場を登ります。あいにく、この日は雲が多く、マッターホルンは中々姿を見せてくれません。下の方から徐々に雲が上がってきて、おー!という歓声。「これでマッターホルンの半分くらい見えてる?」とお客様の問いかけに、「いやいや、まだ5分の1も見えていないですよ」とハイキング・ガイドが答えます。ヘルンリ小屋で天気の好転を願い粘り、雲が少なくなってきたところで、マッターホルンの取り付き場へ。登り口で一人一人、記念写真を撮りました!街に降りると、マッターホルンが見えていました。だんだんと晴れていく空、最後にホテルのお部屋から、ゆっくりとその姿を見納めました。

ようやく出てきてくれたマッターホルンようやく出てきてくれたマッターホルン