世界の山旅を手がけて49年 アルパインツアー

モンゴルは東アジアの北西部に位置し、7,000の河川と35,000もの湖沼とが点在する広大な大草原が広がります。6月から7月にかけては色とりどりの高山植物が咲き誇るベストシーズンとなり、緑美しい大草原と可憐な花々が見る者を楽しませてくれます。本コースでは、フラワーハイキングはもちろん、遊牧民のゲル訪問やツェンケルでの温泉体験、喉歌ホーミーの演奏、古都カラコルムの観光など、文化体験も盛り込んだ充実の内容です。ご希望の方は乗馬体験もお楽しみいただけます。モンゴルの爽やかな風に吹かれながら、ハイキングと文化体験を存分にお楽しみいただく企画にご期待ください。

モンゴルの伝統住居ゲルをモチーフにした宿泊施設ツーリストキャンプに４泊してモンゴルの滞在を楽しみます。ゲルはフェルトと木、馬の尻尾のロープで組み立てられ、天井にはトーノと呼ばれる天窓があり、中央には薪ストーブが置かれています。内部にはベッドはもちろん、共同のシャワーやレストランが備え付けられているので快適です。電気は時間的制限があるものの、自家発電を利用していることがほとんどですのでカメラなどの充電も可能です。広い草原のまっただ中に建つゲルの一歩外へ出ると、夜は素晴らしい星空を楽しむことができます。モンゴルならではのツーリストキャンプ生活をぜひご体験ください。

ウランバートルから西に約500kmに位置するツェンケルのツーリストキャンプに２連泊してフラワーハイキングを楽しみます。ここは、エーデルワイスをはじめ、マンテマ、クサジンチョウゲ、キバナカワラマツバなど様々な種類の花が咲き誇る花の楽園です。ツェンケル温泉は、森に囲まれた美しい景観の中にあり、心癒される場所です。単純硫黄成分を含み、モンゴル皇帝オゴタイ・ハーンの隠し湯とも言われました。筋肉痛や関節痛、冷え性などに高い効果があるとされ、ハイキング後の温泉体験は格別です（温泉は水着着用です）。風光明媚な場所にゆったり２連泊し、ハイキングと温泉を心ゆくまでお楽しみください。

チンギスハーンの命令により1235年に建設され、モンゴル帝国の首都が置かれたカラコルムを訪ねます。ユネスコ世界文化遺産の「オルホン渓谷の文化的景観」に点在する文化財中でも有名なエルデニ・ゾー寺院は、当時の栄華を垣間見る貴重な遺跡です。