海外・国内のハイキング、トレッキング、登山ツアーのアルパインツアーサービスです。
ツアーコード: IR00DE 19
ゲラダヒヒや希少なオオカミなどが生息する世界遺産・シミエン国立公園を舞台に、エチオピア最高峰ラスダシャンの登頂を目指します。奇妙な極彩色に彩られた大地が剥きだしのダロール火山、人々の生活を支える広大なアサレ塩湖、火口の中にマグマを湛えたエルタ・アレ活火山も訪れ、大自然の驚異に迫ります。
●アフリカ大陸第5の高峰登頂と大地の叫びを感じる活火山エルタ・アレ
● 燃油サーチャージ(2019年7月20日現在:目安約6,600円)が別途必要です。今後変更となる場合はご旅行代金ご請求の際にご案内いたします。
●ビザ=エチオピア/ビザ申請料金8,840円=実費4,520円+申請料金4,320円(2019年7月現在、手数料・消費税込み)の取得が別途必要となります。
●予防接種:出入国手続き上、黄熱病予防接種証明書は不要ですが(義務ではない)、エチオピアは黄熱予防接種推奨地域に指定されております。
●ツアーリーダー(添乗員):東京から東京まで全行程同行してご案内します。
●最少催行人数:12人
●食事:朝9回、昼10回、夕10回
● 利用予定ホテル:Bクラス以上。
●一人部屋利用追加料金:¥36,000(ロッジ泊・テント泊を含む、シェルター泊を除く)
● 利用予定ホテル:ここをクリックしてご確認ください。
※登山:現地ガイド、コックが同行。荷物は各キャンプ地とシェルターまで馬(ラバ)やラクダが1人8kg(ラスダシャン登山)、1人5kg(エルタ・アレ登山)まで運搬。
※行動範囲:156m〜4,550m、最高宿泊地3,200m。
※このコースでは観光客の受け入れ態勢が不十分な僻地を、四輪駆動車に分乗して移動します。ほとんど全行程をとおして山岳地および砂漠にある未舗装の道路を長時間走り続けます。また、旅行中に行動する範囲において体験する高度(4,550m〜-115m)と気圧、気温(5℃〜45℃)の幅が大きいこともこのコースの特徴で、個人差はありますが身体には相応の負担がかかります。僻地をめぐる特殊な旅行であることをご理解いただける方のご参加をお待ちしております。なお、エルタ・アレ火山の火口からは火山性のガスが噴出しているため、心臓や呼吸器系の疾患をお持ちの方のご参加はご遠慮いただいています。
※エルタ・アレ火山の火口および溶岩の様子は、当日の火山活動や噴煙の状況により見えない場合があります。また、安全上の理由から行動する範囲を狭める場合や、登山自体を中止する場合もあります。いずれの場合においてもご旅行代金の変更はありません。※寝袋は持参になります。
エチオピア最高峰ラスダシャン(4,550m)は、エチオピア北部のシミエン国立公園に位置し、台地状の峰々が深い谷によって寸断され、それが幾重にも連なる独特の景観を形成しています。キリマンジャロ(5,895m)、ケニア山(5,199m)、ルウェンゾリ(5,109m)、メルー(4,566m)に次ぐ、アフリカ大陸第5位の高峰としても知られています。エチオピアは、総延長7,000kmといわれるアフリカ東部を南北に縦断する長大なグレート・リフトバレー(大地溝帯)が国土の中央を分断しています。谷の両側は4000m級の峰々が連なる高原地帯で、その底には数多くの湖とサバンナが広がります。この標高差のおかげで多様な植生をはぐくみ、厳しい自然環境のなかで、独特の動植物が生息しています。希少なワリヤ・アイベックスやアビシニア・ジャッカル(シミエン・フォックスとも言われハイイロオオカミの近縁)の生息地として特に有名です。また、登山中によく見ることができるのが固有種のゲラダヒヒで、首と胸の赤い皮膚が露出しているのが特徴です。さらに、ジャイアント・ロベリアなど大型の高山植物も目にすることができます。
ラスダシャン登山中の朝食風景
日程 | 発着地 | スケジュール/食事/宿泊地 |
---|---|---|
1 |
東京(成田) 発 |
夜、東京発エチオピア航空にてソウル経由でエチオピアの首都アディスアベバへ。 食事機 宿泊地 機中泊 |
2 |
アディスアベバ 着 国立博物館観光ゴンダール 着 |
朝、アディスアベバ(2,440m)着。到着後、アファール猿人ルーシーの骨格標本(レプリカ)で有名な国立博物館を見学。午後、ゴンダールへ。 食事機昼夕 宿泊地 ゴンダール泊 [ホテル] |
3 |
ゴンダール 発 |
朝、専用車にて世界遺産シミエン国立公園に入り、ぐんぐん標高を上げ、登山口となるチロレバ村(3,200m)へ。 食事朝昼夕 宿泊地 チロレバ村泊 [テント] |
4 |
チロレバ村 発 |
朝、登山開始。メシャハ川(2,800m)まで下りラスダシャン山麓のアンビコ(3,100m)まで登り返します(徒歩約3時間)。 食事朝昼夕 宿泊地 アンビコ泊 [テント] |
5 |
アンビコ 滞在 ラスダシャン登山2日目 |
早朝より登山開始。変化に富んだ景観を楽しみながらラスダシャン山頂(4,550m)へ。下山は往路を戻ります(徒歩約12時間)。 食事朝昼夕 宿泊地 アンビコ泊 [テント] |
6 |
アンビコ 滞在 |
往路をチロレバへ(徒歩約3時間)。下山後、専用車でゴンダールへ。 食事朝昼夕 宿泊地 ゴンダール泊 [ホテル] |
7 |
ゴンダール 発 |
午前、国内線にてアクスムへ。到着後、専用車にてウクロへ。 食事朝昼夕 宿泊地ウクロ泊 [ロッジ] |
8 |
ウクロ 発 |
早朝、四輪駆動車でダナキル砂漠の北部アハメッド・エラへ。到着後、アサレ塩湖や極彩色のダロール火山、塩の奇岩峰を見学。 食事朝昼夕 宿泊地 アハメッド・エラ泊 [テント] |
9 |
アハメッド・エラ 発 |
早朝、専用車でエルタ・アレ火山山麓(156m)へ(約9時間)。登山開始。夕刻、エルタ・アレ山頂帯(約600m)へ(徒歩約3.5時間)。深夜、火山活動の状況により火口へのアプローチ範囲を決定し、火口見学にご案内します。 食事朝昼夕 宿泊地 エルタ・アレ火山直下泊 [テント] |
10 |
エルタ・アレ火山帯 発
エルタ・アレ火山山麓 着/発
メケレ 着
|
往路をエルタ・アレ火山山麓へ(徒歩約3時間)。登山終了。 食事朝昼夕 宿泊地 メケレ泊[テント] |
11 |
メケレ 発 |
午前、メケレ発アディスアベバへ。夕食後、エチオピア航空にてソウル経由で東京へ。 食事朝昼夕 宿泊地 機中泊 |
12 | 東京(成田) 着 |
夜、東京着。 食事機 |
※航空会社の都合や現地事情により、日程は一部変更される場合があります。
●当社では、75歳以上の方には、ご健康に支障がない旨を確認できる健康診断書等のご提出にご協力をいただいております。なお、検診等にかかわる費用は別途必要となります。
●当ツアーで訪れる「エチオピア」には、外務省渡航情報「レベル2:不要不急の渡航は止めてください」が出されています(2019年7月現在)。外務省渡航情報と、外務省渡航情報が出されている地域への当社企画旅行に関する対応と自主規準についてはこちらをご参照ください。