海外・国内のハイキング、トレッキング、登山ツアーのアルパインツアーサービスです。
ツアーコード: IS00QR 20-21
●あこがれの名峰に、短期間でチャレンジ!
大平原にどっしりと聳えるキリマンジャロ。山頂に氷河を戴くアフリカ大陸の最高峰です。世界の数ある名峰の中でも、きっとだれしもが一度は「登りたい」と思いをよせる山だと思います。是非、登頂をめざして、チャレンジをしてみてください。当社は1972年に日本で初めてキリマンジャロ登頂ツアーを実施しました。自信をもってご案内いたします。
山麓の空港に乗り入れます
このコースでは、タンザニアのキリマンジャロ国際空港に就航する航空会社(最新鋭の機材を使用するエチオピア航空、または高品質なサービスに定評のあるカタール航空)を利用します。同空港(894m)から登山口(1,800m)までは、専用車でたったの2時間。隣国ケニアのナイロビからの陸路移動に比べ、片道で5〜6時間も時間を短縮することができます。キリマンジャロの山麓に航空機で直接乗り入れることにより、効率のよい日程でキリマンジャロにチャレンジいただけます。
●燃油サーチャージ(2020年4月20日現在:目安約0円〜20,990円)が別途必要です。今後変更となる場合はご旅行代金ご請求の際にご案内いたします。
●ビザ=タンザニア/eビザ申請料金:50ドル+4,400円(2020年4月現在/手数料・消費税込み)が別途必要となります。
●ツアーリーダー(添乗員):東京から東京まで全行程同行してご案内します。※9/11出発は、大阪から大阪まで全行程同行してご案内します。
●最少催行人数:10人
●食事:朝7回、昼7回、夕7回
●一人部屋利用追加料金:¥12,000(ロッジ泊を含む、山小屋泊を除く)
● 「標高3,800m以上の高所に宿泊するコース」にご参加の場合、所定の健康診断を受けていただきます。
高山病の影響は個人差はありますが標高3,000m台後半に宿泊する場合から顕著に現れてきます。アルパインツアーでは、皆様の安全なご旅行のために専門医(日本登山医学会・登山者検診ネットワーク)のご協力のもと、所定の高所健康診断システムをとっておりますので、ご協力をお願いいたします。
高所トレッキングにお申し込みの方には、申込書受付後、高所健康診断のご案内をお送りします。この高所健康診断は、登山者検診ネットワークに参画している医療機関または最寄りの病院で受診していただき、専門医師が判定しております。判定結果によりましては、高山病の影響の少ないコースへ変更をお願いすることがございますので、予めご了承くださいますよう、お願い申し上げます。なお、検診等にかかわる費用は別途必要となります。
※登山:現地ガイド、コック同行。荷物は各山小屋までポーターが運搬。
※行動範囲:1,800m〜5,895m、最高宿泊地:4,703m。高山病の影響あり。
※キリマンジャロ登山は通常アイゼン、ピッケルを必要としません。これらを使用しなければならないような自然条件の時は登山を中止します。
※お客様ご自身で寝袋をご用意していただきます。
最も一般的な登山ルートは、マラング・ルートと呼ばれ、標高1,800mの登山口から山頂まで高低差約4,100m、歩行距離約100kmを6日間の行程で歩きます。このコースでは、ご参加者の体力や高山病を考慮し、徐々に高度を上げながらゆっくりゆっくり(ポレポレ)登るのでご安心ください。また、強力な現地登山ガイドのサポートや緊急時のために酸素ボンベを山頂まで携行するなど、ご参加者の安全や健康にも配慮しております。そして、登山後にはアフリカ旅行の醍醐味であるサファリ・ドライブも楽しむ贅沢な山旅となっています。
登山道わきに自生する植物
キボハットへ向けてラストウォーター付近を行く
1. ホロンボハット2連泊(ゆったり登頂)など、高所順応を考慮した登山計画です。
2. 高所経験豊富なツアーリーダーに加え、山中では強力な現地ガイドがご参加者2名様に1名同行します。
3. 酸素ボンベ、加圧バッグ、パルスオキシメーター、衛星電話などに加え、現地ガイドのレスキュー態勢も万全です。
4. 登山者検診ネットワーク専門医による健康調査(別料金)に加え、山中では高所馴化チェックシートを活用します。
温暖化の影響で融解がすすむ氷河、貴重な眺めです
キリマンジャロ登山を思い思いに振り返る
キリマンジャロ登山には、技術的に特に難しいところはありませんが、登頂には高所順応が大きなカギとなります。高所順応のためには1日の登高差を500m程度に抑えるのが望ましいのですが、キリマンジャロ登山では、山小屋の配置の都合上、1日に高度差約1,000mずつ登るハードな行程となります。このコースでは、少しでも高所順応をしやすくするため、ホロンボハット(3,720m)での高所順応日を1日加えた6日間の日程でご案内します。かつては、この高所順応日を設けない5日間の日程が、国立公園局の登山許可を得ることができる唯一の日程でしたが、高所医学理論に基づく高所順応の重要性と、登山者の安全性最優先の見解を持って交渉を重ね、もう数十年も前となりましたが、当社は高所順応日を1日加えた6日間の日程を実現させることができました。なお、この日程でも完全な順応は難しく、高度の影響を受けながらの登山となりますが、アルパインツアーでは経験豊富なツアーリーダーが同行するなど万全の態勢でキリマンジャロ登山のお手伝いをさせていただきます。
ギルマンズポイント(5,682m)への最後の登り
条件が許せばウフルピークを目指そう
キリマンジャロの山小屋には4〜6人用の部屋と12人以上で利用する大部屋があります。共同トイレと水場は全ての山小屋に完備されておりますが、水が大変貴重なキボハットに限り共同の水場はありません。食事は同行するコックが調理します。アルパインツアーでは日本から同行するツアーリーダーが多少の日本食(カレー、お茶漬け、お餅、お茶、登頂日の行動食など)を山中に持ち込み、バラエティーある食事をお楽しみいただけるよう心がけています。
ホロンボハット(3,720m)小屋内の様子
キボハット(4,703m)小屋内の様子
日程 | 発着地 | スケジュール/食事/宿泊地 |
---|---|---|
1 |
東京 発 |
夜、東京発エチオピアのアディスアベバまたはカタールのドーハへ。※9/11出発は、夜、大阪発カタールのドーハへ。 食事機 宿泊地 機中泊 |
2 |
アディスアベバ または
ドーハ 着/発
キリマンジャロ山麓 着 |
朝、アディスアベバ またはドーハ着乗り継いで、タンザニアのキリマンジャロ国際空港へ。午後、専用車でキリマンジャロ山麓へ(約1.5時間)。 食事機機夕 宿泊地 キリマンジャロ山麓泊 [ロッジ] |
3 |
キリマンジャロ山麓 発 マラング・ゲート 着/発キリマンジャロ 登山1日目マンダラハット 着 |
午前、専用車で世界遺産・キリマンジャロ国立公園の登山口マラング・ゲート(1,800m)へ(約20分)。 食事朝昼夕 宿泊地 マンダラハット泊 [山小屋] |
4 |
マンダラハット 発キリマンジャロ 登山2日目ホロンボハット 着 |
ゆるやかな草原帯を、いくつかの沢を横切りながら、ホロンボハット(3,720m)へ(徒歩約6時間)。 食事朝昼夕 宿泊地 ホロンボハット泊 [山小屋] |
5 |
ホロンボハット 滞在キリマンジャロ 登山3日目 |
ホロンボハットに滞在し、マウェンジ峰方面への往復トレッキングなどで高所順応に努めます。 食事朝昼夕 宿泊地 ホロンボハット泊 [山小屋] |
6 |
ホロンボハット 発キリマンジャロ 登山4日目キボハット 着 |
砂れき帯のロアー・ルートを高山病に気をつけながらゆっくりとキボ峰直下のキボハット(4,703m)へ(徒歩約6時間)。 食事朝昼夕 宿泊地 キボハット泊 [山小屋] |
7 |
キボハット 発キリマンジャロ 登山5日目 キリマンジャロ登頂ホロンボハット 着 |
未明、ヘッドランプのあかりを頼りに出発。砂れきの急斜面につけられたジグザグの道を登り、火口ふちの頂上ギルマンズポイント(5,682m)に登頂。体調のよい人は条件が許せばさらに火口ふちをたどり最高点のウフルピーク(5,895m)を約2時間半で往復。登頂後、ホロンボハットへ(徒歩約12時間)。 食事朝昼夕 宿泊地 ホロンボハット泊 [山小屋] |
8 |
ホロンボハット 発キリマンジャロ 登山6日目マラング・ゲート 着/発 アルーシャ国立公園周辺 着 |
ホロンボハットを出発し、マンダラハットを経て、マラング・ゲート(1,800m)へ下山(徒歩約5時間)。 食事朝昼夕 宿泊地アルーシャ国立公園周辺泊 [ロッジ] |
9 |
アルーシャ国立公園周辺 発アルーシャ国立公園 サファリ
キリマンジャロ空港 着/発
アディスアベバ または
ドーハ 着/発
|
専用車でアルーシャ国立公園へ(約10分)。アフリカ大陸第4の高峰メルー山(4,566m)の裾野にあるアルーシャ国立公園のサファリ・ドライブをお楽しみください。その後、専用車でキリマンジャロ国際空港へ(約1時間)。午後、キリマンジャロ国際空港発エチオピアのアディスアベバまたはカタールのドーハで乗り継ぎ東京へ。※9/11出発は、カタールのドーハで乗り継ぎ大阪へ。 食事朝昼機 宿泊地 機中泊 |
10 | 東京 着 |
夜、東京着。※9/11出発は、夕刻、大阪着。 食事機機 |
※航空会社の都合や現地事情により日程は一部変更される場合があります。