海外・国内のハイキング、トレッキング、登山ツアーのアルパインツアーサービスです。
ツアーコード: ZT00IW 170602
花の最も豊富な季節に、スペイン最高峰テイデ山のあるテネリフェ島、太古の原生林と深く急峻な谷を持つラ・ゴメラ島に加え、雄大なカルデラを持つラ・パルマ島の3島を訪れ、それぞれの島で最高峰登山とハイキング満喫します。大航海時代に由来を持つ美しい街並みや海と山の幸をふんだんに使ったカナリア料理にもご期待ください。
同行講師:岩崎 元郎 (いわさき もとお)
日本が元気を取り戻すために「一億二千万人総登山者化計画」を提唱。『山登りを始めたくなったら読む本』他、『山で失敗しない10の鉄則』、『ぼくの新日本百名山』、『今そこにある山の危険』など著書も多数。月刊『文藝春秋』に「悠々山歩き」というコラムを連載中。無名山塾主宰、登山インストラクター。
● 燃油サーチャージ(2016年12月20日現在)は不要となっておりますが、今後変更となる場合はご旅行代金ご請求の際にご案内いたします。
● ツアーリーダー:マドリードからマドリードまで同行します。発着地によってはツアーリーダー(添乗員)が全行程同行します。
● 最少催行人数:14人
● 食事:朝8回、昼7回、夕8回
● 利用予定ホテル:Bクラス以上。
● 一人部屋利用追加料金:¥48,000(山小屋を除く)
● 利用予定ホテル:ここをクリックしてご確認ください。
※名古屋・福岡・札幌などからのお得な日本国内線特別代金プランあり。
こちらをご覧ください!
スペイン最高峰Mt.テイデ(3,718m)に登ってきました!
ツアーリーダー : 寺井 信之
標高3,718mのテイデ山は、スペイン本土シエラネバダ山脈にあるスペイン本土の最高峰であるムラセン山(3,482m)をしのいで、スペイン領内の最高峰になります。周辺は、「テイデ国立公園」という面積18,900ヘクタールあまりを持つ国立公園になっており、火山地形の宝庫で特有の景観が広がり、貴重な固有植物などの存在も評価されて、2007年にユネスコ世界自然遺産に登録されました。5月中旬から6月中旬にかけての初夏には、山麓は花に覆われ月面のような荒涼とした風景が一転して華やかな印象に変わります。白い花のエニシダの仲間テイデエニシダ(レタマ・デル・テイデ)や「宝石の塔」とも呼ばれる深紅色の花で最大3メートルにもなるエキウム・ウィルドプレッティ、アブラナ科の一種である紫色のエリシマム・スコパリウムなど固有種の花をはじめ様々な花に出会えるでしょう。テイデ山の9合目にあたる標高3,550mまでロープウェイがかかりますが、魅力あふれるテイデ山を実感するために、このコースでは1泊2日の山小屋泊で登頂を目指します。山小屋の上空に広がる満点の星空や山頂付近での夜明けを迎えるひとときはきっと素晴らしい思い出になるはずです。山小屋は自炊小屋になるため、山小屋泊のための食材(約1kg程度)は各自で運んでいただきます。
テイデ山頂上稜線からの大展望(5日目)
カナリア諸島の7つの島のうち、2番目に小さいラ・ゴメラ島は丸いこんもりとした山のかたちの緑豊かな島で、島の全体がユネスコの生物圏保存地域(エコパーク)に指定され、貴重な植物にあふれます。島の面積の約10%をガラホナイ国立公園が占め、世界でも珍しい太古の原生林が残っています。「ラウリシルバ(Laurisilva)」という照葉樹林原生林は、数百万年前にヨーロッパや北アフリカ一帯を広く覆っていた林で、その希少価値から1986年に世界遺産に登録されました。ラ・ゴメラ島はカナリア諸島の中でも早い段階で火山活動が停止し、ヨーロッパや北アフリカを襲った氷河期の影響も受けなかったため、このような森林が現在まで残ることとなりました。このコースでは、テネリフェ島の隣の島ラ・ゴメラ島を日帰りで訪れ、最高峰のガラホナイ峰(1,487m)に登り、ラウリシルバの森林をハイキングします。大航海時代にコロンブスは33度この島を訪れました。「コロンブスの島」とも呼ばれ、島の玄関口のサン・セバスチャンにはコロンブスが水をくんだとされる井戸があります。
ゴメラ島最高峰ガラホナイ峰(6日目)
日程 | 発着地 | スケジュール/食事/宿泊地 |
---|---|---|
1 | 各地 発 |
深夜、東京・大阪発中東経由都市へ。 食事機 宿泊地 機中泊 |
2 |
中東経由都市 着/発
マドリード 着/発
テネリフェ島 着/発
プエルト・デラ・クルス 着
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早朝、中東経由都市着。乗り継いでスペインのマドリードへ。午後、マドリード着。さらにスペイン国内線に乗り継いでカナリア諸島のテエリフェ島へ。着後、専用車で島北部の街プエルト・デラ・クルスのホテルへ(約40分)。 食事機-夕 宿泊地 プエルト・デラ・クルス泊 [ホテル] |
3 |
プエルト・デラ・クルス 滞在 マスカ峡谷ハイキング |
朝、専 用車 で テネリフェ島 の 北 西 部のマスカ村(630m)へ(2時間)。マスカ村からマスカ峡谷を下りのハイキング。峡谷沿いにつけられたトレイルを下り、マスカ・ビーチへと下ります(徒歩約4時間)。ボートで、ロス・ヒガンテスの港へ(約15分)。専用車でプエルト・デラ・クルスに戻ります(約2時間) 食事朝昼夕 宿泊地プエルト・デラ・クルス泊 [ホテル] |
4 |
プエルト・デラ・クルス 発 Mt.テイデ山登山1日目アルタビスタ小屋 着 |
午前、専用車で世界自然遺産のテイデ国立公園内の登山口(2,350m)へ(約1.5時間)。登山ガイドと登山を開始しアルタビスタ小屋(3,260m)へ(徒歩約5時間)。 食事朝昼夕 宿泊地 アルタビスタ小屋泊 [山小屋] |
5 |
アルタビスタ小屋 発
Mt.テイデ山登山2日目
プエルト・デラ・クルス 着
|
未明、山小屋を出発。テイデ山のゴンドラ駅(3,500m)を経て、スペイン最高峰テイデ山山頂(3,718m)へ。360度の展望を楽しんだ後、往路をゴンドラ駅まで下ります(徒歩約4時間)。 食事朝昼夕 宿泊地 プエルト・デラ・クルス泊 [ホテル] |
6 |
プエルト・デラ・クルス 滞在 アナガ山塊ハイキング世界遺産ラ・グーナ 歴史地区観光 |
朝、専用車で島の北東部のアナガ山塊へ(約1時間)。アナガ山塊をハイキング(徒歩約4時間)。 食事朝昼夕 宿泊地 プエルト・デラ・クルス泊 [ホテル] |
7 |
プエルト・デラ・クルス 発
ラ・ゴメラ島 着
ゴメラ島世界遺産ガラホナイ 国立公園ハイキングラ・ゴメラ島 発
サンタクルス・デラ・パルマ 着
|
早朝、専用車でテネリフェ島南西部の港町ロス・クリスティアノスへ(約2時間)。フェリーでラ・ゴメラ島のサン・セバスチャン・デラ・ゴメラへ(約50分)。午前、世界自然遺産のガラホナイ国立公園へ(約1時間)。ガラホナイ国立公園のハイキング(徒歩約3時間)。専用車でサン・セバスチャン・デラ・ゴメラへ(約1時間)。フェリーでラ・パルマ島のサンタクルス・デラ・パルマへ(約2時間45分)。着後、専用車でホテルへ。 食事朝昼夕 宿泊地サンタクルス・デラ・パルマ泊 [ホテル] |
8 |
サンタクルス・デラ・パルマ 滞在
カルデラ・デ・ ダブリエンテ国立公園 ハイキング |
朝、専用車でピコ・デラ・クルス(2,351m)へ。ここからハイキング開始。天文観測台などがある島の最高峰ロケ・デ・ロス・ムチャーチョス(2,426m)へ。巨大なカルデラの眺望を楽しみます(徒歩約3時間)専用車でホテルへ戻ります。 食事朝昼夕 宿泊地サンタクルス・デラ・パルマ泊 [ホテル] |
9 |
ラ・パルマ島観光サンタクルス・デラ・パルマ 発
マドリード 着
|
午前、ラ・パルマ島を観光します。 食事朝昼夕 宿泊地 マドリード泊 [ホテル] |
10 |
マドリード観光マドリード 発 |
午前、マドリード市内観光。 食事朝-機 宿泊地 機中泊 |
11 |
中東経由都市 着/発
各地 着
|
未明、中東経由都市着。乗り継いで東京・大阪へ。 食事機 |
※航空会社の都合や現地事情により、日程は一部変更される場合があります。
●当社では、75歳以上の方には、ご健康に支障がない旨を確認できる健康診断書等のご提出にご協力をいただいております。なお、検診等にかかわる費用は別途必要となります。