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鈴木みきさんと行く『山っていい友!』熊野古道・中辺路を歩く ~いにしえの聖地、熊野へ~ 4日間

ツアーコード: ZT00MS 171123

《よみがえりの道、中辺路》
古来盛んに行われた「熊野詣」。現在、熊野古道に数えられているのは中辺路、大辺路、小辺路、伊勢路、紀伊路などがあります。中でも中辺路は、平安時代から鎌倉時代にかけて貴族や天皇が好んでたどった道であり、また現在でもいにしえの趣きを残し最も人気の高いルートです。かつて人々は魂の再生を夢見て長い道のり歩き、たどりついた聖地・熊野を"よみがえりの地"と言ったと伝えられています。このツアーでは、中辺路の一部(滝尻王子社から熊野本宮大社まで)を歩きます。

レベル・高度・施設 / ツアーの種類

ツアーレベル
3
宿泊高度
3000未満
宿泊施設
旅館 民宿
ツアーの種類
ロングトレイル倶楽部

アイコン説明アイコン説明

● ツアーリーダー(添乗員):名古屋駅から名古屋駅まで同行してご案内します。
● 最少催行人数:14人
● 食事:朝3回、昼2回、夕3回

● 宿泊:高原霧の里=霧の郷たかはら、湯の峰温泉=湯の峯荘 


●歩行時間:1日目/約2時間半、2日目/約6時間半、3日目/約6時間半、4日目/約3時間

※部屋割りは男女別の相部屋になります。

※登山中不要な宿泊等の荷物は、専用車にて別送いたします。

 

◆名古屋営業所スタッフ(ツアーリーダー)が全行程同行し、中辺路を歩く4日間は現地の語り部ガイドもあわせて同行します。

◆名古屋駅集合/解散。往復とも専用車(バス)でご案内します。※現地集合/解散についてはご相談ください。

◆登山中不要な宿泊等の荷物は、専用車にて別送します。

ツアー情報ツアー情報

日程表日程表

日程 発着地 スケジュール/食事/宿泊地
1

名古屋駅 発

滝尻     着/発

中辺路1日目

 

高原霧の里 着
 

名古屋駅 08:00集合/出発。

バス専用車で和歌山県田辺市の滝尻王子社へ。

歩き着後、語り部ガイドと合流し、中辺路ウォーク・スタート。胎内くぐりの大岩や藤原秀衡(ふじわらのひでひら)にまつわる乳岩などを経て、剣の経塚跡へ。その後、熊野三千六百峰を見渡せる高原(たかはら)霧の里へ

【歩行時間:約2時間半/距離3.7km】

食事

宿泊地 高原霧の里/霧の郷たかはら 泊[民宿

 

2

中辺路2日目

高原霧の里 発

 

近露王子  着/発

 

野中の清水 着/発

高原霧の里 着

歩き朝、急坂を登って高原集落を抜け、鬱蒼とした杉林の中を石畳の登りが続きます。いくつかの王子社を経て三体月伝説の残る上田和茶屋跡を過ぎると、大坂本(おおさかもと)王子への下りになります。花山(かざん)法王の旅姿を形どったと伝わる牛馬童子像を拝し、再び下りに掛かると近露(ちかつゆ)集落が見渡せます。

近露からは車道(旧道)歩きになり、名水百選・野中の清水へ。

()()ここからバス専用車で宿へ戻ります。

【歩行時間:約6時間半/距離13.3km】

食事

宿泊地 高原霧の里/霧の郷たかはら 泊[民宿

3

中辺路3日目

高原霧の里 発

野中の清水 着/発

 

小広王子 着/

 

発心門王子 着/発

湯の峰温泉 着

 

バス専用車で前日の野中の清水へ戻り、再スタート。歩き野中の一方杉、伝説の残る継桜王子を過ぎ、小広王子跡(標高590m)へ。アップダウンが続き、3つ目の峠となる三越(みこし)峠を過ぎると古道は下り基調になります。猪鼻(いのはな)王子跡を過ぎ、本宮の聖域入口とされた発心門(ほっしんもん)王子まで最後の急登になります。()

バス専用車で湯の峰温泉へ。

 

【歩行時間:約6時間半/距離13.9km】

食事

宿泊地 湯の峰温泉/湯の峯荘 泊 [旅館]

4

中辺路4日目

湯の峰温泉 発

発心門王子 着/発

三軒茶屋跡 着/発

熊野本宮大社 着

熊野本宮大社

速玉大社観光

速玉大社 発

名古屋駅 着

バス専用車で前日の発心門王子へ戻り、再スタート。いくつかの王子社を拝し、昔の参詣者が旅の汚れを祓い清めたと言われる  殿(はらいど)王子を過ぎると、熊野本宮大社(標高90m)へ到達します。

【歩行時間:約3時間/距離6.9km】

※時間により温泉に立ち寄ります(別料金)

バス専用車で新宮市内へ。熊野三山のひとつ熊野速玉大社を参拝し、バス専用車で名古屋へ。

名古屋駅19:00~21:00解散予定。

 

食事

 

 

 

 

※天候や現地事情により、日程は一部変更される場合があります。

ご案内とご注意ご案内とご注意

●当社では、75歳以上の方には、ご健康に支障がない旨を確認できる健康診断書等のご提出にご協力をいただいております。なお、検診等にかかわる費用は別途必要となります。

●相互理解と相互信頼、協調性を大事にしましょう。そして、リーダーのアドバイスをよく聞いてください。縁あって皆さまが集まり共に山へ登  るのですか、仲良く協調して楽しい登山をしましょう。

●走らない、飛び降りない。前の人と離れたときでも、追いつこうとして走らないでください。岩のゴロゴロしているトレイルやハシゴ、クサリ場などの段差では絶対に飛び降りないでください。バランスをくずしてそのまま下まで落ちてしまったり、走ったり、飛んだりすると思わぬ怪我の原因になります。

●他人のペースで歩くのも山登りの大事な技術です。

「私はマイ・ペースでゆっくり行きます」または「遅すぎるからもっと速く歩きたい」と言われても困ります。団体行動では、他の仲間に歩調を合わせることも大切です。リーダーは常にペース配分を考えながら先頭を「ゆっくり」歩きますから安心してください。

●狭い山道では、山側で対向者をよけましょう。切り立った稜線上や狭い山道で、谷側で待ったり休んだりすると、対向者とぶつかったり、急に立ち上がってふらついたりしたときに危険です。常に自分の身体は安全なところに置くようにしましょう。

●着装にも気配りをしましょう。

首から水筒をぶら下げたり、ザックの外側にカップなどをぶら下げていると思わぬ所でひっかかったり、ぶら下げたものが気になったりして危険です。ザックの中にしまっておきましょう。音のする鈴なども周りの人に迷惑です。陽ざしの強い時には必ず帽子をかぶりましょう。靴ひもはしっかり結びましょう。

●山小屋に宿泊する場合、山小屋の中ではお互いに譲り合い、大声で騒いだりするのはやめましょう。自分の物は常にまとめて身の回りを整理しておきましょう。早朝、まだ他の方が寝ているときにガサゴソとパッキングを始めるのは迷惑になりますのでやめましょう。翌日の準備は前夜のうちに。登山靴などの名札も忘れずに。稜線上の山小屋では「水」は貴重です。山小屋ではある程度の我慢も必要なのです。

●とっていいのは写真だけ、残していいのは足跡だけ。

写真撮影は休憩中にしましょう。行動中に列から離れてしまうと皆の迷惑になりますし、また、追い付くのが大変です。自分のゴミは自分で下界まで持ち帰りましょう。

●山でのトイレは水質汚染や植生へ与える大きなダメージの原因にもなります。登山開始前には必ずトイレに行くようにしてください。行動中はとりあえず我慢をし、出来るだけトイレ施設を利用するようにしましょう。どうしても我慢出来ない場合は、登山道を外れ、水流から充分離れ、穴を掘り、用が済んだ後は埋め戻しておきましょう。その際、グループから離れる時には近くの人に必ずひと声かけましょう。そうでないとグループのみんなに、余計な心配をかけることになります。また、紙は持ち帰りましょう。携帯トイレの使用も積極的に考えましょう。

●トイレを使用するときも、ルールを守り、余計な物は捨てたりしないで下さい。

●有料トイレの趣旨をご理解いただき、ご協力をお願いします。

●山は、我々が普段生活している社会と違い、不便なところだということを充分ご理解下さい。

●余裕を持って登山を楽しむために、無駄な荷物はなるべく省き、軽量化の工夫をしましょう。

●ひとりひとりが安全登山に心がけましょう。