世界の山旅を手がけて49年 アルパインツアー

海外・国内のハイキング、トレッキング、登山ツアーのアルパインツアーサービスです。

お問い合わせ

facebook twitter

Alpine Square / アルパイン広場

【今日の名峰】 アイガー(3,970m)

【今日の名峰】 アイガー(3,970m)

アルプスの名峰“アイガー(EIGER)”3,970m

スイスの名峰アイガー( 3,970m)は、メンヒ(4,099m)、ユングフラウ(4,158m)とならぶベルナーオーバーランド三山のひとつです。登攀が極めて困難なアイガー北壁は、天候の変化が激しく、落石も多く、いままで多くの登山家が挑戦しその命を落としたため、ドイツ語で北壁を意味する「Nordwand」の頭文字を変え「Mordwand(死の壁)」とも呼ばれています。標高差約1,800mの直立する大岩壁で、グランドジョラス北壁やマッターホルン北壁とともに、ヨーロッパ・アルプス三大北壁と呼ばれています。また、アイガーは麓の美しい登山基地グリンデルワルトの街とともに日本人にゆかりのある山で、1921年に槙有恒氏が3名のガイドとアイガー東山稜を初登攀したことは広く知られており、また1969年夏、加藤滝男氏ら6 名で構成されたJECC(ジャパン・エキスパート・クライマーズ・クラブ)の登山隊が「Japaner Direttissima/日本直登ルート」の開拓に成功しました。この日本直登ルートは頂上に対してもっとも最短な直登ルートとして、その名を今に残しています。この直登ルートは昨年2019年にアルパインツアーの創業と同じ50周年を迎えました。

夕陽に染まるアイガー北壁夕陽に染まるアイガー北壁

ハイキング案内:ユングフラウ鉄道とアイガー氷河展望ハイキング

グリンデルワルトから登山電車でアイガー北壁の真下を通ってクライネシャイデック(2,061m)へ。スイスを代表する山岳鉄道“ユングフラウ鉄道”に乗り換えて、ヨーロッパ最高所の鉄道駅ユングフラウヨッホ展望台(3,454m)へ。標高を上げるにつれて、100年以上も前にアイガーとメンヒの岩盤を貫いて鉄道を敷いた掘削技術と将来を見越した発想には、だれもが驚嘆することでしょう。ユングフラウヨッホ展望台からアルプス最長を誇る世界遺産アレッチ氷河を見下ろす雪と氷の世界の圧巻な景色を楽しんだ後、再び登山電車でアイガーグレッチャー(2,320m)へ。下車後、ハイキング開始。迫力あるアイガー氷河や名峰の大パノラマを見ながらの絶景ハイキングです。しばらく歩いてクライネシャイデックが近くなると、徐々に進行方向右手にアイガーの巨大な北壁が姿を現してくる。アイガー北壁の雄大な山容は、世界中の登山愛好家を魅了してやむことはありません。

アイガーをのぞむハイキングアイガーをのぞむハイキング