ご不明な点がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
皆さまの山旅が安全で心地よいものとなるよう、スタッフ一同サポートいたします。
年齢制限はございませんが、ツアーご出発日時点で75歳以上のお客様には、安全にご参加いただくため、事前に健康診断書または定期健診結果(コピー可)のご提出をお願いしています。
また、健康状態や日頃の運動習慣について、事前に簡単なヒアリングを行い、コース内容とお客様の体力・健康状況が無理なく合っているかを確認させていただく場合がございます。コースによっては身体への負担が大きくなることもあるため、必要に応じて別コースをご提案することもあります。
皆さまが安心して山旅を楽しめるよう、出発前からご旅行中まで、体調管理には十分お気をつけください。
標高3,800m以上に宿泊する高所コースでは、所定の健康診断をお願いしています。
高所では頭痛・不眠・疲労・発熱・下痢など、平地では予想しにくい症状が突然現れることがあります。重症化すれば肺水腫・脳浮腫の危険もあり、登山者には “自身の健康状態を把握しておく” ことが重要です。
健診によって思わぬ病気が発見されることもあり、「山旅の準備がきっかけで早期発見につながった」というケースもあります。
標高3,800m未満でも、75歳以上の方には、健康に問題がないことを確認できる診断書(定期健診の結果でも可)の提出をお願いしています。
これはお客様ご自身の安全のためであり、ご家族・同行者への配慮でもあります。ご理解とご協力をお願いいたします。
必ずご加入をお願いしています。
海外では、航空機・宿泊施設・交通機関などの補償額が日本より低い場合が多く、医療費・救援費用が非常に高額となる地域もあります。
山岳地帯では、病気やケガによりヘリコプターで搬送が必要となる場合もあり、実際に多くのケースで任意保険が活用されています。重篤なケースでは、家族の渡航費や日本への緊急移送費が必要になることもあります。
年間の登山保険・共済やクレジットカードの付帯保険では補償が不十分な場合がありますので、海外旅行保険への加入をお願いしております。
旅程管理やお客様のお世話を行う点は添乗員と共通していますが、ツアーリーダーはより幅広い役割を担っています。
当社のツアーリーダーは、旅程管理主任者の資格を持ち、登山・トレッキングに必要な専門知識と豊富な経験を備えています。
山旅の行程管理はもちろん、現地ガイドやスタッフとの連携、参加者全員の歩行ペース調整、安全確認など、ツアー全体を総合的にリードする役割を担っています。
グループのリーダーであり、現地スタッフの取りまとめ役であり、そして山旅を安心して楽しむための心強いパートナーとして、皆さまをサポートいたします。
ツアーに無理なくご参加いただけるか確認するために活用しています。
登山やトレッキングは、参加者同士が歩行ペースを合わせながら進むグループ行動です。歩行レベルに大きな差があると、全体のまとまりが取りにくくなったり、参加者の負担が大きくなる場合があります。そのため、登山経歴書から日頃の山歩きのご経験や体力の目安を確認し、そのコースが無理なく楽しめるか、グループとして安全に行動できるかを総合的に判断いたします。安全上の確認のため、必要に応じて別コースのご提案など、事前にご連絡させていただくこともございます。
ツアーリーダーも、参加者全員の様子を見ながらペース調整を行いますが、まずは参加者同士が同じペースで歩けるグループ編成が安全な山旅の基本となります。
皆さまに心地よく、安全にツアーを楽しんでいただくための仕組みとして、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
普段から山歩きをされている方なら、大きな問題はありません。
初めての山歩きの方や、普段階段を使わずに生活されている方は、コースによっては負担が大きい場合もあります。現在の運動習慣やペースをスタッフにご相談いただければ、参加の目安をお伝えいたします。
トレッキングは「歩行力」に加え、環境への順応力(風邪をひかない、下痢をしない、気温差に耐えるなど)も重要です。
場所によっては使用できますが、基本はミドルカット以上をおすすめします。
山道には砂利・段差・ぬかるみがあり、捻挫や疲労の予防のためにも、くるぶしをしっかり支えるミドル・ハイカットのシューズが安心です。
ローカットシューズは、入山前後の移動や街での散策には便利です。サンダル(足先が露出するタイプ)は、ケガの危険があるためおすすめしません。
ダイアモックス(一般名:アセタゾラミド)が、高山病の治療や予防に有効とされています。低酸素環境で低下しやすい呼吸中枢を刺激し、身体が酸素を取り込みやすくなるよう作用する薬です。急激に高度を上げる行程や、過去に高山病を発症しやすかった方などに、予防的な服用が推奨される場合があります。
ただし、副作用(手足のしびれなど)が出ることもありますので、日本国内では、使用については医師の判断が必要で、処方箋がなければ入手できません。
なお、ダイアモックスは高山病の万能薬ではなく、薬があるからといって大丈夫という訳ではありません。体調管理や高度順応とあわせて、安全第一で行動することが何よりも重要です。
基本は海外旅行保険を利用します。保険がなければ現地で高額請求となる可能性があります。
高所で体調が悪化した場合、早急に低所へ下りる必要があります。
ヒマラヤなど医療機関がない地域では、ヘリコプター搬送が必要となり、最低でも百数十万円以上の費用がかかります。
当社判断で救助要請を行う場合もあり、保険未加入だと多額の立替が必要となります。
体調不良は我慢せず、必ず早めにツアーリーダーへお申し出ください。
グループの一体感や山仲間づくりに役立てていただくためです。山旅中のコミュニケーションや連絡先交換のきっかけになれば幸いです。
※個人情報保護の観点から氏名のみの記載としております。
お一人部屋をご希望されない限り、追加料金はいただきません。(ツアーによっては、相部屋を希望していても、お一人部屋になる場合は追加料金が発生します。)
山旅では参加者同士が自然と交流しやすいため、相部屋制を基本としています。
男女比によっては一人部屋が発生する場合がありますが、その際はツアー中に順番でご利用いただいています。
お一人参加の方も多く、山仲間ができる喜びの声も多数いただいています。
燃油価格の変動を正確かつ公平にお客様へ反映するためです。
航空会社が設定する燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)は、原油価格の上下に伴い頻繁に見直されます。そのため、旅行代金を燃油込みの総額表示にしてしまうと、燃油価格が下がった場合でも返金されないケースが一般的です。
アルパインツアーでは、実際の燃油価格の変動をお客様へ正直に反映することを大切にしているため、燃油サーチャージを旅行代金とは別建てで表示しています。これにより、燃油代が下がった際にはその分のご負担が軽減され、より分かりやすく、納得感のある料金体系となります。
山旅ならではの少人数制運行や専門的な手配により、1名あたりの運行コストが大きくなるためです。山岳地帯や辺境エリアでは、大人数での移動や行動が難しく、安全確保の観点からも 10〜15名程度の少人数グループで催行しています。そのため、航空券・宿泊費に加え、現地ガイド・ポーター・専用車などの手配コストが、どうしても1名あたりに大きく反映されてしまいます。
また、当社のツアーは、高所トレッキングはもちろん、ホテルにゆったり連泊しながら日帰りハイキングを楽しむコースまで、長年の経験に基づくオリジナル企画として作り上げています。半世紀以上にわたる運行実績を活かし、これからも “安心・安全” を第一に、自然の魅力を心ゆくまで味わえる旅をお届けしてまいります。
