体力度の目安
| 体力度 | 体力の目安 | 例えばこんなコースです。 |
|---|---|---|
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体力 1
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4kg~6kg程度のザックを背負い、10km程度の緩傾斜地を3時間以内で歩ける体力が必要です。 | 高尾山往復(1号路から)、鳩待峠から尾瀬ヶ原往復。房総・富山。 |
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体力 2
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6kg~8kg程度のザックを背負い、連続する標高差500mの登りを2時間以内で登れる体力が必要です。 | 高水三山(周回)、ヤビツ峠から大山、金時山入口から金時山。 |
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体力 3
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6kg~8kg程度のザックを背負い、連続する標高差1000mの登りを4時間以内で登れる体力が必要です。 | 河口湖口からの富士登山、丹沢・大倉バス停から大倉尾根経由塔ノ岳。 |
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体力 4
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10kg~12kg程度のザックを背負い、連続する標高差1000mの登りを4時間以内で登れる体力が必要です。 | 三峰口から雲取山を超え石尾根の縦走、丹沢主稜縦走(大倉尾根から蛭ヶ岳コース)。 |
難易度(コースグレード)の目安
| 難易度 | 想定コース内容 | 1日の歩行時間および 累積標高差 |
目安となる山(一例) |
|---|---|---|---|
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難易度 1
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往復コース。 登山道は明瞭で、緩急は少なく、幅員も充分にある。転滑落の危険箇所が少ない。 |
歩行時間は3~5時間 登高差約400mまで |
上高地から徳沢往復 |
| 難易度 2
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往復、周回、縦走コース。 登山道は比較的明瞭で、緩急はあるが、幅員もある。転滑落の危険箇所が少ない。 |
歩行時間は5~7時間 登高差約400m~800m |
徳沢から蝶ヶ岳まで |
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難易度 3
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往復、周回、縦走コース。 登山道は比較的明瞭で、緩急があり、幅員が小さい箇所がある。転滑落の危険箇所が部分的にあり、一部に梯子やクサリ場、それに匹敵する箇所がある。 |
歩行時間は6~8時間 登高差約800m~1,000m |
横尾から槍ヶ岳まで |
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難易度 4
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往復、周回、縦走コース。 登山道はやや明瞭を欠く部分があり、緩急が大きく、幅員も小さく、一部に梯子やクサリ場、それに匹敵する箇所がある。転滑落の危険箇所が多い。 |
歩行時間は7~9時間 登高差約1,000m~1,500m |
横尾から涸沢経由、北穂まで |
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難易度 5
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往復、周回、縦走コース。 登山道はやや明瞭を欠く部分があり、緩急が極めて大きく、幅員も小さく、梯子やクサリ場、それに匹敵する箇所が連続している。転滑落の危険箇所が頻繁にある。 |
歩行時間は8時間以上 登高差約1,500m以上 |
別山尾根から剱岳往復 |
歩行ペース
| 歩行ペース | 想定歩行ペース・コース内容 |
|---|---|
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歩行ペース (ペース1)
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各種講習会やネイチャーウォッチング、里山歩き、写真撮影などを主目的にしているコースです。 |
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歩行ペース (ペース2)
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時間的余裕を多めに設定しているコース。ガイドブック等で記載される一般的なコースタイムの1.2~1.3倍程度の歩行ペースを想定しています。体力に自信がない方や、登山入門者の方におすすめのコースです。 |
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歩行ペース (ペース3)
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標準的なペースで歩くコースです。ガイドブック等で記載される一般的なコースタイムと同程度のペースで歩きます。一定のペースで歩きたい、登山経験者におすすめのコースです。 |
ガイドレシオ(ガイド1人に対しての参加者の人数)
弊社の登山ツアーでは、コースによって、3:1〜7:1のガイドレシオを目安にしています。一般的に体力や難易度が高いコースほど、手厚いガイドレシオでご案内します。
| ガイドレシオ | |
|---|---|
| 3:1 | 参加者3人に1ガイドが同行 |
| 4:1 | 参加者4人に1ガイドが同行 |
| 5:1 | 参加者5人に1ガイドが同行 |
| 6:1 | 参加者6人に1ガイドが同行 |
| 7:1 | 参加者7人に1ガイドが同行 |
